日本人GKとリヴァプールFWが一触即発 身長“23cm差”睨み合いが話題に
日本の未来を担う守護神がリヴァプールの新星FWと試合中に少し揉めたことが現地で話題となっている。その守護神とは、ベンフィカに所属するGK小久保玲央ブライアンだ。
Jリーグ・柏レイソル下部組織出身の小久保。彼は2018年1月にカタールで開催されたアルカス・インターナショナルカップに柏U-17の一員として参加し好セーブを連発ことを受けて、昨年1月にベンフィカへと移籍を果たしている。ベンフィカでは主にU-23チームで活動しており、今季はここまでポルトガルのU-23リーグで18試合に出場。クリーンシートも7試合あり、順調な成長を見せていると言っていいだろう。
それは37分にリヴァプールMFタイラー・モートンがボレー弾を突き刺し、スコアが3-1となった場面。この得点をアシストしたリヴァプールFWハーヴェイ・エリオットはすぐに試合を再開させるため、ゴールの中にあったボールを取り出してハーフウェイラインまで持っていこうとする。しかし、ここで小久保がその動きを少しブロックしたようで、これにエリオットは激昂。小久保も応戦し2人は顔を近づけて睨み合い。一触即発の場面となった。試合は最終的にその後追加点を奪ったベンフィカが4-1で完勝を収めている。
育成年代の試合とはいえ、エリオットはリヴァプール期待のアタッカー。同選手が小久保と睨み合ったことは複数の英メディアが取り上げており、『talkSPORT』は「ミスマッチ エリオットが巨大なGK相手に口喧嘩の準備をする」と題して報道。170cmのエリオットと193cmの小久保の身長差にも注目して、この場面を紹介している。
ピッチ上においてプレイ以外でヒートアップすることは決して褒められたことではないが、お互い勝利への執念は相当なものだったのだろう。熱い気持ちを剥き出しにしてしのぎを削った両者。今後の飛躍に期待したい。
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