山口智充

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「干される」日も近い!?

 山口智充(50)と聞けば、「干された」という単語が浮かぶ人は、相当な数になるのではないだろうか。試しにネットで検索してみると、「干された」と断言するサイトやSNSが極めて多いことに気づく。

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 芸能担当記者が、首を傾げながら言う。

「『山口智充さんは、本当のところ干されていない』というオチを含めて、ネット上では広く拡散している言説と言っていいでしょう。『干された』と断言しているサイトを閲覧してみれば、ダウンタウンの2人に嫌われたのが原因で『リンカーン』(TBS系列・2005〜13年)を降板されたとか、まことしやかなことが書き連ねてあります。本気にしてしまう人もいるでしょうね」

山口智充

 だが今後は、「本当に山口智充は干されてしまった」と、多くの人が思うかもしれない。露出の激減が懸念されているからだ。

 スポニチアネックスは2月10日、「12年の歴史に幕 『にじいろジーン』3月いっぱいで終了 新番組は南キャン山里MCで調整」と報じた。

 この記事のポイントを、以下にご紹介しよう。

◆「にじいろジーン」(関西テレビ制作/フジテレビ系列・土曜・8:30)が3月いっぱいで終了することが分かった。

◆MCを山口智充、ガレッジセールの川田広樹(47)とゴリ(47)、飯豊まりえ(22)の4人が務めていた。

◆08年4月から放送を開始し、12年間で幕を閉じる。局内では番組のマンネリ化を指摘する声が上がっていた。

◆「にじいろジーン」の視聴率は苦戦していた。

◆歴代女性MCのトラブルにも、番組は悩まされた。初代のベッキー(35)は不倫騒動で出演を取りやめた。2代目の清水富美加、現・千眼美子(25)は「幸福の科学」への出家騒動で番組を降板した。

◆4月以降は情報バラエティー番組がスタートする見通し。メインMCは南海キャンディーズの山里亮太(42)を立てる方向。

「打ち切りを最初に報じたのは週刊文春でした。今年の1月16日号に『山里亮太 華丸大吉 吉本芸人MC退潮の中、勝者は毒舌男』という記事が掲載されたのですが、その中に1行だけ『山口智充、ガレッジセールが出演していた生放送番組「にじいろジーン」(フジ系)も十二年の幕を閉じる』と書かれていたのです」(同・芸能担当記者)

山口智充とガレッジセールの今後は?

 12年間も続いた“長寿番組”が終わるというインパクトは強い。山口の露出が大幅に減少するのは明らかで、例の「干された」説に今後、信憑性を与えてしまう可能性がある。

 民放キー局でバラエティ番組の制作を担当するスタッフは、「山口さんは大変なショックを受けていると思います」と気遣う。

「『にじいろジーン』の終了が、CM契約に影響を与える可能性が考えられるからです。山口さんの場合、アサヒビールの『クリアアサヒ』は終了しましたが、東急リバブルとの契約は続いています。ところがCM業界はクライアントも代理店も、地上波での露出や知名度を気にします。今回の打ち切りで、山口さんの地上波・全国ネットでのレギュラー番組がゼロになります。この事実が、契約のマイナス要因に働くことは間違いないでしょう。『にじいろ』の終了で、山口さんは崖っぷち、芸人人生の危機に立たされたと言っても過言ではないでしょう」

 山口智充は1994年、平畠啓史(51)とコンビ・DonDokoDonを結成。2001年には第1回のM-1グランプリに出場するが、決勝戦に出場した10組のうち9位と不調に終わった。

 吉本興業の公式サイトでは2000年代にDonDokoDonのページが消え、山口と平畠の個人ページに差し替わっていた。実質的な解散と受け止められており、平畠は現在、静岡のご当地タレントとして活躍している。

「山口智充さんのウィキペディアを見れば、『過去の出演番組』だけで37本が記載されています。ところが今回、地上波・全国ネットはゼロになるわけですから、本当に芸能界は残酷です。正直に言いますと、売れっ子だった頃の山口さんは自信満々の態度で、番組スタッフとの軋轢も少なくありませんでした。人間関係のトラブルを原因として、いくつかの番組を降板させられています」(同・関係者)

「にじいろジーン」が打ち切りとなり、露出が著しく減るのはガレッジセールの2人も同じだという。彼らも全盛期に比べると、近年は人気の低下に苦しんでいる。

「ガレッジセールの2人を悪く言うテレビ関係者はいないでしょう。しかし、彼らの芸に成長がなかったのは事実です。共にフジテレビ系列で放送された『エブナイ』(00〜02年)と『ワンナイR&R』(00〜06年)で、ゴリは『松浦ゴリエ』のキャラクターでブレイクしました。05年の『紅白歌合戦』に出場したのは記憶に新しいですが、今のところはあれがピークになってしまいました。その後の活躍が全くないので、プロデューサーにとってはキャスティングに躊躇する状態になってしまいました」(同・関係者)

 民放キー局の関係者によると、2月8日の土曜朝に放送された民放キー局の番組で、ビデオリサーチが調べた関東地区の視聴率は、1位が「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ制作/日本テレビ系列・8:00)で11・0%だった。

 次いで2位は「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送テレビ制作/テレビ朝日系列・8:00)で7・4%。この2番組が伝統的な“2強”なのだという。

「『にじいろジーン』は5・8%で3位、そして民放最下位は『サタデープラス』(毎日放送制作/TBS系列・8:00)で5・4%でした。そして『にじいろ』の終了によって、戦々恐々としている芸能人は少なくないと思います」

 民放の土曜朝は、全て関西発の番組だ。月曜から金曜まで番組制作を担当している東京の民放キー局は疲弊している。そのため土曜の午前中は大阪の局に任せて休みを取るわけだ。

「東京在住の出演者は当日の大阪入りが不可能なので、前日泊となります。金曜の夜を大阪で過ごせるのですから、喜ぶ出演者は多いのです。ところが、新幹線の交通費や一流ホテルの宿泊費は馬鹿になりません。テレビ業界もCMの売上に苦しみ、経費削減が叫ばれているご時世です。今後も、土曜朝の番組は様々なリニューアルが続く可能性があります」(同・関係者)

週刊新潮WEB取材班

2020年2月18日 掲載