外観&車内をリニューアル!


特急「スーパービュー踊り子」「踊り子」に投入するE257系リニューアル車(画像:JR東日本)。

 JR東日本横浜支社は2019年11月28日(木)、首都圏と伊豆を結ぶ特急「スーパービュー踊り子」「踊り子」に、E257系電車のリニューアル車両を順次投入すると発表しました。

 特急「スーパービュー踊り子」「踊り子」で使われている251系電車や185系電車が、中央本線や内房線、外房線などで使われていたE257系に変わります。車両は9両編成のE257系2000番台が13本と、5両編成のE257系2500番台が4本で、計137両です。

 外観は、伊豆の空と海の色をイメージしたという「ペニンシュラブルー」を基調としたデザインに変更されます。

 車内は、カーテン生地や座席モケットなどを交換。さらに新たに座席の窓側には電源コンセントが加わるほか、1、9、10、14号車には大きな荷物を置けるスペースが設けられます。普通車は「スタンダードでありながら奥行き感のある現代的な空間」、グリーン車は色彩に加え質感にもこだわり「リッチで高品質感のある現代的な空間」を目指したデザインになるといいます。

 JR東日本横浜支社によると、今回の発表は車両の置き換えに関するものであり、列車名の扱いについては検討中とのこと。たとえば、「スーパービュー踊り子」の車両が251系からE257系に置き換わっても「スーパービュー」を付けたままとするかは未定としています。

 車両置き換えは2020年春ごろから始まる計画です。なお、同じ時期には、E261系電車による特急「サフィール踊り子」が東京・新宿〜伊豆急下田間でデビューする予定です。