会がお開きとなった後、錦戸が向かったのは……。

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11月12日、東京・お台場のZepp Tokyoで行われた錦戸亮(35)のワンマンライブは大盛況だった。開場の2時間以上も前から、グッズ売場には長蛇の列が。そしてライブ終了時刻の21時を迎えると、大勢のファンが会場から出てくる。出待ちをしている女性も多く、スタッフが「離れてください!」と呼びかけていた。そんな熱狂が落ち着きをみせ始めたころ、ライブ会場の裏口からそっと1台の車が出てきた。乗っていたのは錦戸。変わらぬスターの姿がそこにあった――。

「錦戸さんといえば、9月30日にジャニーズ事務所を退所して独立しました。そして、その翌日には公式ホームページやSNSを開設。自主レーベル『NOMAD RECORDS』を立ち上げて再始動すると同時に、12月11日にソロアルバム『NOMAD』のリリースや11月5日から初の全国ツアーを行うことも発表したのです。あまりにも早すぎる復帰に、一部ファンからは“不満”の声も上がっていました」(音楽関係者)

だが、ふたを開けてみれば大盛況。ついてきてくれるファンは、少なくなかった。

ライブ会場を後にした車はそのまま西麻布へと向かい、雑居ビル前で停車。錦戸はいっしょに乗っていた2人の女性とともに、ビル内にある西海岸風のダイニングバーへと入っていった。ツアーはまだ3日目。翌日も同じ会場でのライブを控えているが、ひと足先に“祝い酒”を酌み交わすようだ。

その宴の場に、意外な人物たちが駆けつけた。赤西仁(35)と山田孝之(36)が合流したのだ。驚いたのは、彼らを連れてきたのは錦戸が乗ってきたのと同じ車ということ。実はこの車、ふだんは赤西が移動車として使用しているものだという。

この日、赤西は錦戸のライブにも訪れていた。16時30分ごろに車から出てきた赤西は会場へ。そしてライブ後に今度は錦戸が乗車し、この場所までやってきた。つまり1台の移動車を共有するほど、赤西は錦戸との距離を縮めているようだ。

「もともと2人はジャニーズ時代から大の仲よし。錦戸さんは“赤西軍団”のメンバーで、よくいっしょに飲み歩く仲でした。また、赤西さんは同じ道の先達でもあります。彼も’14年にジャニーズ事務所を退所して独立。個人レーベルを立ち上げて、好きな音楽活動を中心に活動して大成功しています。年収は数億円とも報じられており、そんな赤西さんに錦戸さんはずっと憧れを抱いていたといいます。だからこそ、錦戸さんは独立後も彼との関係を深めたのでしょう。赤西さんはいつも使っている車を、錦戸さんのために貸していたそうです」(芸能関係者)

さらに車だけでなく、スタッフも“共有”しているとも言われている。

「独立に際して錦戸さんが頼ったのは、赤西さんの活動を補佐しているAさんです。自らもロックバンドでメジャーデビューを果たしたこともある人物で、音楽業界に顔が広い。公演のサポートやグッズ販売なども担当していることから、“赤西さんの右腕”と言われています。そして錦戸さんも現在、彼が所有するビルを拠点に活動していると報じられました」(前出・芸能関係者)

錦戸の祝宴は、日付が変わっても続いた。だが深夜3時ごろ、赤西が1人で店から出てきた。もしかすると、妻・黒木メイサ(31)から『帰ってこい!』コールがあったのだろうか。名残り惜しそうにしながらも、あわててタクシーを拾って帰路についた。

しばらくすると、ようやく会はお開きに。スタッフらしき男性2人と女性2人を引き連れ、錦戸がビルから姿を現す。手にはプレゼントをもらったのか、紙袋を抱えていた。錦戸はタクシーに乗り込む直前、男性スタッフとハイタッチ! 続いて、女性の1人と握手を交わした。感極まった女性は、思わず号泣。錦戸が乗ったタクシーが見えなくなるまで、手を振って見送っていた。

そのまま帰宅するのかと思われた錦戸だが……。なんと、向かった先は恵比寿にあるバー! 翌日もライブを控えているが、まだ飲むようだ。余韻を味わうように、ひとり酒を楽しむ錦戸。出てきたのは、午前5時を回っていた――。

この日の祝宴で、強力なパートナーとの距離を縮めた錦戸。再出発の快進撃にも、さらなる拍車がかかりそうだ。