環境省が推進する「電気トラック」のメリットの数々
環境省は事業開始に向け、20年度予算概算要求に20億円を計上した。
電池には太陽光パネルや風力発電の電気をためる。トラックの台数分の電池が集まったステーションは大型蓄電池の代替となり、再生エネが発電しすぎた電気を多く充電し、電力需給を安定化できる。
電池はシェアリング(共有)化して電気トラックから電池のコストを除くため、配送業者は低価格で電気トラックを購入できる。再生エネの発電量の調整用に大型蓄電池を単独で導入する社会的コストも抑制できる。配送センターは非常時にステーションから電力供給ができ、防災拠点になる。
環境省は他省とも連携して自治体や企業から参加を募り、24年度まで電気トラックや電池ステーションを運用してコンビニエンスストアなどに商品を届ける事業を展開する。
二酸化炭素(CO2)を排出しない“脱炭素”には、業界を超えた分野連動(セクターカップリング)による再生エネ利用が必要となっており、今回の事業では、物流と電力の連動モデルを目指す。
