太宰治と3人の女たちの“スキャンダラスな恋”… 小栗旬『人間失格』主題歌入り予告
小栗旬が主演を務める映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』より、新たに本編映像が追加された主題歌入り予告編映像が到着した。
天才作家・太宰治(小栗旬)と、その妻・美知子(宮沢りえ)、作家志望の愛人・静子(沢尻エリカ)、太宰の最後の愛人・富栄(二階堂ふみ)の、太宰を愛する3人の女たちの実話をもとにした本作。
監督は『さくらん』『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』などで知られる蜷川実花。主人公・太宰治役に小栗旬、夫・太宰を献身的に支える正妻・津島美知子役に宮沢りえ、太宰の愛人であり弟子でもある太田静子役に沢尻エリカ、太宰の愛人で最後の女・山崎富栄役に二階堂ふみが扮する。太宰と女たちを取り巻く男性陣に成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也らが名を連ねる。
予告編には、弟子であり愛人の静子(沢尻)の家で、彼女の日記を読んだ太宰が「これで書ける」と静かに興奮しながら語りかける姿が。静子の日記を基に執筆し、太宰を人気作家へと押し上げた小説「斜陽」誕生の瞬間が収められている。そして、もうひとりの愛人・富栄(二階堂)との密会を妻・美知子(宮沢)と子どもたちに目撃される衝撃的なシーンも新たに追加!これまで夫の不貞を見て見ぬフリをし、献身的に支えてきた美知子だが、決定的な瞬間に遭遇し果たしてこれまで通り生活できるのか。一方で、予想外の事態に呆然と立ち尽くす太宰だが、この背筋の凍るような修羅場をどう切り抜けるのだろうか。
さらに、女性関係の修羅場だけでなく、太宰が当時は無名作家だった三島由紀夫(高良)の首を絞める驚愕のシーンも。後に日本を代表する作家となる三島だが、無名時代にスター作家の太宰と直接対面し「僕は太宰さんの文学が嫌いです」と真っ向から批判。そして、直球で自身の小説を批判された太宰が、三島の首に手をかけながら「あんた、俺のことが好きなんだよ」と至近距離で囁く、一見狂気的にも見える姿が映し出されている。太宰の“小説家”としての修羅場に、愛人との密会とはまた違った緊張感が伝わってくる。
予告映像の後半には、本作の主題歌である東京スカパラダイスオーケストラの「カナリヤ鳴く空feat.チバユウスケ」も新たに追加されている。2001年にリリースされた本楽曲は、「構想初期からこの曲をイメージしていた」という蜷川監督たっての熱烈オファーで主題歌に。チバユウスケ(The Birthday)の耳に残るセクシーな歌声が、太宰治と3人の女たちの“スキャンダラスな恋”をさらに加速させていく。
映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国公開
(C)2019「人間失格」製作委員会
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