先週の日曜日に膝の負傷を負っていたリロイ・サネだが、十字靭帯を部分断裂していたことが明らかとなった。果たしてこのことが、獲得をめざすバイエルンにどう影響を及ぼすことになるのだろうか?

 長期間にわたり思い悩んだ末に、リロイ・サネは先週、マンチェスター・シティよりバイエルン・ミュンヘンへの移籍の意思を固めていた。だがそれを再び再考しなくてはならない事態が発生。

 23歳のドイツ代表FWは、右膝の十字靭帯を部分断裂していたことが、負傷から4日がたった木曜日に判明しており、これから手術を余儀なくされるという。まだバイエルン、そしてマンチェスター・シティからも正式な声明はなされておらず、ウリ・ヘーネス会長も「イングランド側に聞いてくれ」と憶測での話には乗らず歯切れは悪かった。


 果たして、FAコミュニティ・フィールドのFCリヴァプール戦が、サネにとってマンチェスター・シティでの最後の試合ということになるだろうか?少なくともこれから数ヶ月にわたり離脱することは、即戦力を求め1億ユーロ以上の金額を用意していたバイエルンにとっては、大きな痛手であることにかわりはない。