「ぼくのエリ 200歳の少女」の衝撃再び、北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』日本版予告
10月11日(金)公開の北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』の日本版予告が解禁となった。
イラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と、“スウェーデンのスティーヴン・キング”と称され「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者としても知られるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが自身の原作をもとに監督と共同で脚本を手掛けた本作。『シェイプ・オブ・ウォーター』などで知られるギレルモ・デル・トロ監督が「強い詩。社会に見捨てられた者が人生において愛と怒りの間で選択を迫られる、大人のためのおとぎ話」と絶賛している。
映像の冒頭では、生まれつきの醜い容姿に悩まされる主人公ティーナを包むセミの音や、彼女に向けられる数々の視線、窓越しの動物とのふれあいなど、誰よりも繊細な感覚を持つ人物であることが伝わるシーンが次々と登場。勤務中に奇妙な旅行者ヴォーレと出会い、「子供の頃から人と違った。醜くて普通じゃない」と誰にも話せなかった胸の内を打ち明けられたことでほころんでいく彼女の表情が印象的だ。
ティーナの「私は誰?」「私の人生は全て嘘だったの?」という切実な問い、全てを知るヴォーレの「この世界はまやかしだらけだ」という意味深な言葉など、観る者の心をわしづかみにする衝撃の真実への手がかりとなる場面が散りばめられた。繊細さと骨太さが共存する本作の魅力が伝わる予告映像となっている。
映画『ボーダー 二つの世界』は10月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
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