アトレティコ、グリーズマンに関する解除金問題の物的証拠確保か

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バルセロナが3月にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(28)と交渉していたことを証明するメールをアトレティコ・マドリー側が入手しているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

今夏、契約解除金1億2000万ユーロ(約142億2000万円)がアトレティコに支払われる形でバルセロナ移籍を果たしたグリーズマン。ただ、アトレティコは解除金が上記額に引き下がる7月1日以前にバルセロナと選手が合意に達していたとして、減額前の2億ユーロ(約239億円)を支払うべきだと、国際サッカー連盟(FIFA)に訴えている。

そんな中、グリーズマンの弁護士であるセバン・カリアン氏が3月に、同選手の代理人の妹と父親にメールをしていたことが明らかとなった。その内容にはバルセロナとの契約に関する情報や給与面の記載があったとされている。

また、スペイン『エル・ムンド』は、アトレティコの最高経営責任者(CEO)であるミゲル・アンヘル・ギル・マリン氏がそのメールのコピーを入手しているとみており、一連の騒動に対する重要な証拠となる可能性が高そうだ。