鳥取といえば砂丘、人口が最小、それ以外に何も思いつかない――。そんな誤解をしている人に見てほしいのが、以下の写真だ。


日本の田舎とは思えない(ぺろ@PeROx3_kさん提供)

見慣れた日本の田園風景とは雰囲気が違う。画面いっぱいに広がる空に大きな雲、田植え後の水田、地平線でポーズをとる人。投稿者は、

「鳥取県民が本気出したら 田舎がウユニ塩湖になった」

とツイートしており、水田に空が映る様は、確かに絶景スポットとして有名なウユニ塩湖のようだ。

Jタウンネットは2019年6月14日、投稿者のぺろ(@PeROx3_k)さんに話を聞いた。

直前までは雨が降っていた


鳥取に行きたくなる(ぺろ@PeROx3_kさん提供)

ぺろさんは米子市出身で現在も住んでいる。写真は6月11日の夕方18時前後、鳥取県米子市の大山の麓にある「植田正治写真美術館」近くの畑で撮影したという。

ぺろさんはその日、県外から来た人を連れて米子市を案内していたが、天気はずっと雨だったとのこと。

しかし写真を撮る30分前、青空が見え、雲間から太陽が出てきたという。

無風だったこともあり「これはリフレクション(反射した写真)が撮れるのではないか」と思ったぺろさん。近くの畑を見に行くと、リフレクションとしてのコンディションは絶好調だったという。

ぺろさんたちは「ウユニ塩湖のリフレクションみたいに撮ろう」と意識して撮影。このように偶然条件が揃い、ウユニ塩湖のような写真が撮れたという。