今泉力哉監督作『愛がなんだ』上海映画祭パノラマ部門に正式招待
映画『愛がなんだ』が第22回上海国際映画祭のパノラマ部門に正式招待されることがわかった。
「八日目の蝉」「紙の月」などで知られる作家・角田光代が2006年に発表した恋愛小説を今泉力哉監督が映画化した本作。岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこら実力派キャストが集結した「片思い」を徹底的に考察する、可笑しく切ないラブストーリー。
4月19日(金)の公開日以降、SNSを中心とした口コミが爆発的に広がり、ミニシアター系作品としては異例の興行成績である3億円を突破(5/31時点)、20万人以上を動員するなど大ヒットを続ける本作が、中国で唯一、国際映画製作者連盟公認の映画祭であり、かつアジア最大級の規模を誇る映画祭「第22回上海国際映画祭」のパノラマ部門に正式招待されることが決定した。
今回本作が出品するのはパノラマ部門の中でも世界中の映画祭で数々の賞を受賞した映画だけが出品される「VIVA LA FESTIVAL」という出品枠。本年度の「VIVA LA FESTIVAL」の中では唯一の日本映画であり、すでに同じく今泉力哉監督の『アイネクライネナハトムジーク』も日本映画唯一のコンペティション部門での出品も決まっているなど、同監督作品として2作品での参加予定となる。なお、本映画祭での『愛がなんだ』の上映は6月22日(土)現地時間に決定、今泉監督とプロデューサーによる舞台挨拶も予定している。
今泉力哉監督 コメント
コンペティション部門に選ばれた「アイネクライネナハトムジーク」に続いて
「愛がなんだ」もパノラマ部門に招待されたと聞き、非常に喜んでおります。
このまっすぐな愛の物語が上海の観客にどのように届くのか。
海外でも見た人たちの中でも自分語りが起こるのか。
賛否が生まれること望んでいる自分もいます。どきどきです。
―今泉力哉
映画『愛がなんだ』は全国公開中
(C)2019映画「愛がなんだ」製作委員会
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