三浦春馬『アイネクライネナハトムジーク』上海映画祭コンペ部門に正式出品
作家・伊坂幸太郎の“初”にして“唯一”の恋愛小説集を三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』が、第22回上海国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決まった。
原作「アイネクライネナハトムジーク」は、2014年に単行本が発売され、2017年に文庫化、現在に至るまでに42万部(電子書籍を除く)を売り上げるベストセラーで、「アイネクライネ」に始まり「ナハトムジーク」で終わる6章の短編から成る。6章の短編の中には、登場人物それぞれに伏線が敷かれ、最終章でそれが回収されるという伊坂ならではの仕掛けがあるが、映画でもそれが三浦春馬演じる佐藤という男を中心に展開していく。監督を『パンとバスと2度目のハツコイ』などで知られる今泉力哉が務める。
アジア最大級の規模を誇る国際映画祭「第22回上海国際映画祭」のコンペティション部門に正式出品されることが決定した本作。日本映画でコンペティション部門(実写部門)に選出された作品は、本作のみとなる。
上海国際映画祭は、中国の上海で開催される国際映画製作者連盟公認の映画祭となり、1993年より開催。今年は第22回目を迎え、6月15日(土)〜6月24日(月)まで10日間に渡って開催される予定だ。
今泉力哉監督 コメント
コンペティション部門に選んでいただき、とても光栄です。アジアの映画祭に参加することも私自身、初めての経験でワクワクしています。観客のみなさんが「佐藤」とその周辺の市井の人たちの<出会い>についての物語と、どう<出会う>のか。今から楽しみにしています。やったね。
映画『アイネクライネナハトムジーク』は9月20日(金)より全国公開
(C)2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
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