ビースト役ニコラス・ホルトが『X-MEN』新作を語る「裏切り、心の痛み、愛と喪失を描くドラマ」
大ヒットを記録したメガヒット・シリーズの最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』が6月21日(金)より公開される。この度、ビースト役のニコラス・ホルトがその歴史を振り返るコメント映像が到着した。
到着したのは、X-MENの最終章となる本作でビーストを演じるニコラス・ホルトのコメント。プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)の教え子で天才科学者であるビーストは、全身を青い毛で覆われた獣人に変身し、怪力とスピーディーかつアクロバティックな動きで抜群の戦闘能力を発揮するX-MEN創設メンバーの一人。現在はプロフェッサーXの右腕として、恵まれし子らの学園で若きミュータントたちの育成に務めている。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)以来、4作品にわたってビーストを演じてきたニコラス・ホルトは、「映画の冒頭では、ハンクは前作の最後の時の状態とほぼ変わらない。彼は今でも、恵まれし子らの学園にいる。まだそこの教授を続けていて、年長者の一人だ。今や、彼はチャールズと対等に近い立場にいると思う。前作では、彼は教え始めたばかりだったし、前々作では、チャールズの世話係をつとめ、そして、その前の作品では生徒だった」と、プロフェッサーXの教え子からはじまり、今では自身が教え導く立場となったビーストの歴史を振り返る。
さらに、監督サイモン・キンバーグによって「これまで見たことのないハンクとビーストの要素を演じる場を提供してもらった」と、シリーズ最終章にしてビーストの新たな一面を演じられたと喜ぶコメントも。
「『ダーク・フェニックス』のすばらしいところは、すべてのことが人間の基本的な感情に根差していることだ。つまり、裏切りに心の痛み、愛、喪失といったもの。パワーや能力を持った彼らが、そういう状態で、感情に反応し、取り組む姿を見せている。これは、ばらばらにされた家族の話のようだ」と、ジーンの暴走によって固い結束で結ばれたX-MENに亀裂が走り、エモーショナルなドラマが展開されるとも明かしている。
映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国公開
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