リバプール主将MFヘンダーソン【写真:Getty Images】

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CLを制したリバプール主将MFヘンダーソンがSNSに写真公開、韓国メディアが反応

 U-18韓国代表が中国で開催された「パンダカップ2019」で優勝するも、選手たちがトロフィーを踏みつける写真に批判が殺到した。

 そうしたなかで今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したリバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、優勝トロフィーに両足を乗せる写真を公開。ヘンダーソンの“足乗せショット”に韓国メディアが反応し、「懸念とは異なり、なんの問題もなかった」「非難の声はなかった」と伝えている。

 U-18韓国代表は中国で開催された大会でタイ(2-1)、ニュージーランド(4-0)、中国(3-0)を破り、29日に見事優勝を飾った。しかし、韓国の選手たちが優勝トロフィーに足を乗せて記念撮影する行為が問題視され、中国メディアなどから「冒涜行為」などの声が上がっていた。

 その一方で、リバプールが現地時間1日のCL決勝でトットナムを2-0と破り、14シーズンぶり6度目の欧州制覇を達成。試合後、リバプールの主将MFヘンダーソンが自身のインスタグラムに1枚の写真を投稿し、機内に持ち込んだ優勝トロフィーに両足を乗せてリラックスした様子を見せている。

 韓国のニュースサイト「スポータルコリア」は、「リバプールの主将ジョーダン・ヘンダーソンがCL優勝トロフィーに足を乗せた写真が公開されたが、懸念とは異なり、なんの問題もなかった」と報道。U-18韓国代表が同じようにトロフィーに足を乗せるポーズで記念撮影して批判が殺到していたなかで、ヘンダーソンの行為は問題視されなかったと伝えた。

「ヘンダーソンの写真には非難の声がなかった。むしろ…」

「ヘンダーソンの写真には非難の声がなかった。むしろ、リバプールの優勝を祝福するコメントとメッセージでいっぱいだ」

 記事ではファンの反応に対して驚いたニュアンスを滲ませ、「欧州のスターたちがトロフィーに足を乗せた写真を公開し、状況が変わってきている」と説明を加えた。

 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(ロサンゼルス・ギャラクシー)やスペイン代表DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)らが、優勝トロフィーに足を乗せた写真を各自のインスタグラムにアップ。ヘンダーソンも含めて、スターたちの振る舞いにより風向きが変わりつつあると指摘した。

 様々な意見が噴出したU-18韓国代表の優勝トロフィー“踏みつけ”行為だが、ヘンダーソンらの写真投稿によって議論が一層深まっているようだ。(Football ZONE web編集部)