片寄涼太が海外映画祭に初参加!『きみと、波にのれたら』上海国際映画祭 金爵賞アニメ長編部門ノミネート
6月に中国で開催される上海国際映画祭金爵賞アニメーション長編部門に、映画『きみと、波にのれたら』のノミネートが決定した。
湯浅政明監督作品が本映画祭でノミネートされるのは今回が初となり、すでにノミネートが発表されているアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門との2冠に期待がかかる。
今年22回目の開催となる上海国際映画祭は、ベルリン、カンヌ、ベネチアなどと同様に国際映画製作者連盟(FIAPF)に公認されている権威ある映画祭のひとつ。昨年は期間中に約500作品が上映され、40万人以上の来場者を記録。岡田麿里初監督作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』がアニメーション最優秀作品賞(金爵賞)(18年)を受賞し話題となった。日本人監督による2年連続の快挙にも注目が集まる。
さらに、片寄涼太(港役)が本映画祭で海外映画祭デビューを飾ることも決定。現地23日に開催される公式上映会で舞台挨拶を行うほか、レッドカーペットにも登場する。上海国際映画祭は、現地時間6月15日(土)から24日(月)までの10日間開催され、『きみと、波にのれたら』公式上映会、および金爵賞の発表は6月23日(日)に予定されている。
仏・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門・クリスタル賞(グランプリ)受賞作品『夜明け告げるルーのうた』(17年)、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(17年)、Netflixで全世界配信中の「DEVILMAN crybaby」など数々の話題作を世に送り出し、疾走感と躍動感に溢れる自由闊達な映像表現で、日本のみならず世界を魅了してきた鬼才・湯浅政明。
本作は、海辺の街を舞台に描かれる感動の青春ラブストーリー。消防士の青年・港と、大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子がある火事騒動をきっかけに出会い恋に落ちるところから物語が展開される。雛罌粟港役にGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、向水ひな子役を川栄李奈が演じるほか、松本穂香、伊藤健太郎が共演する。
映画『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国公開
(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
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