麺が出るから「メンデルスゾーン」...! 店主のギャグセンスが最高なラーメン屋が話題に
19世紀のドイツで活躍した作曲家・メンデルスゾーン。そんな彼の名前が、なぜか岡山県にあるラーメン屋で発見された。
ラーメン屋に設けられた「メンデルスゾーン」という謎のスペース。なんと、ここから出来上がったラーメンがホール担当スタッフに渡され、配膳されるというのだ。メンデルスゾーンの肖像と、五線譜も書かれているが、結局のところタダのダジャレである。
これにツイッター上では、
「ここからラーメンが出てくるんだけど、ギャグセンス高すぎないかな......」
と面白がる声が相次ぎ、話題になっている。
店主「麺が出るゾーンだから」
メンデルスゾーンを設置しているのは、岡山市にある「ラーメン太郎」という店だ。Jタウンネット編集部が2019年5月13日、店主の東泉藤夫さんに話を聞くと、
「麺が出るゾーンだから、メンデルスゾーン」
と言い切った。客の反応について聞いてみると、
「初めて来られる方の中には、珍しがって写真を撮る方もいらっしゃいますが、リピーターのお客様が多いので...」
という。常連客にとっては見慣れた光景になっているため、もはや突っ込まれることはないようだ。初めて訪れたお客からは「メンデルスゾーンとは?」と聞かれることもあるそうだが、説明すると納得してもらえるという。
東泉さんによれば、ラーメン太郎のオススメは「レモンラーメン」だそう。こってりとした豚骨スープを、レモンがさっぱりとさせてくれるという。およそ40年前から営業しているとのことで、地元のお客さんを中心に、広く愛されているようだ。
これがレモンラーメン。写真は緋野 湊 (@minato_spc)さんのツイートより