『L・DK』杉野遥亮×横浜流星インタビュー|再共演で新たに発見したお互いの意外な一面は?人気絶頂の2人が仲良しトーク
『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』
杉野遥亮×横浜流星インタビュー
コミックス累計発行部数1,088万部を突破した超人気少女コミック「L・DK」(渡辺あゆ著/講談社)。2014年に山粼賢人と剛力彩芽を主演に迎えて実写映画化され「壁ドン」ブームを巻き起こした。3月21日(木・祝)に公開される今作では、キャストを一新して、原作コミックスの中でも絶大な人気を誇る「玲苑編」が描かれる。ヒロイン・西森葵役を上白石萌音、葵と密かに同居している学校一のイケメン・久我山柊聖役を杉野遥亮、3人目の同居人として葵と柊聖の間をかき乱す、柊聖の従兄弟・久我山玲苑役を横浜流星が演じている。
映画ランドNEWSでは、杉野遥亮と横浜流星の2人に、お互いの共通点や胸キュンするポイント、撮影時のエピソードなどを伺った。
──年齢は杉野さんの方が1つ歳上ですが、お2人とも誕生日が近いんですよね。しかもどちらも血液型がO型で。
横浜:俺は9月16日。
杉野:え!僕は9月18日!
横浜:乙女座?一緒じゃん!
──星まわりがほぼ同じなので、性格も似ていたりするのかな・・・と思いまして。
横浜:占いで見たら、俺ら一緒の括りになっちゃうね。
杉野:「乙女座のO型」ってどんなタイプなんだろう?でも流星とはなんとなく共鳴できる瞬間はあるかもしれない。多分、「流星もいま同じようなことを考えてるんだろうな」と思ったら、急にこっちを向いたりとか(笑)。
横浜:確かにそれはあるかもね。
杉野:ちなみに僕、占いはガチで信じるタイプなんで!
横浜:あ、そこは全然違う!俺は占い信じないから(笑)。
──大ヒット作品の実写再映画ということで、プレッシャーを感じることもありましたか?
杉野:さすがに最初はプレッシャーとどう向き合ったらいいのか悩みましたけど、『キセキ −あの日のソビト−』で出会った流星と「また共演できる!」という楽しみもありました。結果的にプレッシャーも良い方に転がったというか。「やるからには前作以上に楽しんでもらえるように頑張りたい!」という気持ちになりましたね。
──横浜さんは?
横浜:玲苑は原作の中でもかなり重要な役回りなんです。葵と柊聖の関係をかき乱さなきゃいけない立場だから。俺は今までそういう役を演じたことがなかったので、どちらかというと楽しみでした。柊聖が杉野ですごく助かったし、現場もすごく楽しかったですね。
──共演する上で、プライベートでも仲が良いからこその「気まずさ」とか「気恥ずかしさ」みたいなものもあったりしましたか?
横浜:(杉野さんに向かって)あった?俺はあんまりなかったかな。「気恥ずかしさ」より「心強さ」の方が大きかったかもしれない。
杉野:でも最初の本読みとかは「流星はどんな感じでやるんだろう?」っていうのはあったかもしれないな。
──改めて、今回お互いが演じたキャラクターの他己分析をお願いします。
横浜:杉野が演じた柊聖は、高校生にしては大人びてはいるけど、実際にはまだ大人じゃないから、現実に自分ができることとできないことをちゃんとわきまえているんです。そのうえで「俺はどうしたら葵を幸せにできるか」って迷っているところが、高校生なのにすごく達観していて、頭の良い男だなと思いました。
杉野:流星が演じた玲苑は、登場人物の中で一番臆病だなぁと思いました。表面上は自分を大きく見せているところがあるんだけど、意外と一人で悩んでいたりもして。そういう意味では、この映画って「玲苑の成長ストーリー」とも言えるんです。映画の後半に玲苑が学校中のみんなに呼びかけるシーンがあるんですが、普段の流星の顔つきともちょっと違って見える瞬間があって、格好いいなと思いました。
──ご自身では柊聖と玲苑のどちらに似ていると思いますか?
杉野:僕はハーフ&ハーフだな。僕は玲苑が自分をつい大きく見せちゃう気持ちもわかるの。多分、あれと一緒なんだよね。実はすごく勉強しているのに「僕、テスト勉強やってない」って言っちゃうみたいな。
横浜:あー!「やってない」って言ってたけど、結果的に良い点数取って、みんなが「マジで?」ってなるみたいな(笑)。
杉野:そうそう!僕も高校時代は割とそういうところがあった。でも、その一方で自分のことを「大人だ」って思っている自分もいて・・・っていう、ハイブリッドです(笑)。
横浜:俺は中2から高1くらいまでは、どっちのタイプでもなかったな。周りのことなんて一切気にせず、世界は自分中心に回ってると思っていたから。でもなぜか高2くらいの時に突然「柊聖タイプ」に変わったんだよね。「俺は他の奴らとは全然違うんだ!」「こいつらなんでこんなことで盛り上がってるんだろう?」って(笑)。
杉野:一歩引いたところから世の中を見ていた感じ?
横浜:そうかもしれない(笑)。
──今回の共演で新たに発見したお互いの意外な一面は?
杉野:プライベートでは割とおちゃらけているイメージがあったんですが、流星って「意外と真面目な人だったんだ!」って思いました。仕事に真摯に取り組んでいる姿を見て、「ちゃんと仕事スイッチを持ってる人だったんだ!」って改めてちょっと見直しましたね。
横浜:杉野について1つ言えるのは、「悩みすぎちゃうところがある」ってことかな。もちろん役柄のことをすごく考えてるからこそ、なんだけど。撮影中、すごく悩んでたもんね。
杉野:うん。すごく悩んでた気がする。でも結局はプラスに作用しましたけどね。やっぱり「自分が1番自信を持って演じなきゃいけないんだな」って思えるようになりましたから。
──葵役を演じた上白石萌音さんの印象は?
横浜:やっぱり役柄の葵のイメージが強いですよね。健気ですごく素直で。実際の萌音ちゃんの印象は謙虚で、周りをよく見ている人だなと感じました。
杉野:年下なのに、すごくしっかりしているなぁと思いました。現場ではずっと「葵」として存在してくれていたので、一緒にお芝居をしていて心地良かったし、すごく素敵な女優さんだなと感じました。
──「初めての壁ドン」はいかがでした?
横浜:自分では格好よく決めたつもりでも、いざカメラを通して見るとそうでもなかったりして・・・。
杉野:特に僕と萌音ちゃんは身長差があるので、事前に入念な打ち合わせが必要でしたね。
──町田啓太さんと杉野さんが、まるで本当の兄弟みたいで驚きました。
杉野:自分では似てるとは思わないんですけど、ありがたいことに、町田さんと似てるって言われることもありますね。めちゃくちゃ嬉しいです!
──杉野さんと横浜さんも、たまにちょっとだけ似ている瞬間もあったりして。「従兄弟同士」という設定がすごくリアルでした。
杉野:僕と流星は同じ系統かもしれないなぁとは思います。「塩」に近いっていうか。
横浜:確かにお互い濃くはないもんね。あ、でも俺が2人と違うのは身長ですかね。クソ〜!
杉野:まぁ、たまにはそういうこともあるよ。だって、僕と町田さんは兄弟だからさ(笑)。
横浜:「従兄弟」っていう設定だから、俺はちょっと身長がちっちゃいのかもしれないね(笑)。
──では最後に、女子目線で見たときに、お互いのどんなところに「キュン」とくると思いますか?
横浜:俺がもし女の子だったら、杉野の不器用なところにキュンとくるかもしれない。普段はあんまり思っている事を言わないけど、たぶん本当はすごく相手のことを大切に思える人だから。そういう一面に触れた時に「キュン」ってくるんじゃないんですか?
杉野:流星ってちょっと玲苑と似てるところがあると思うんだよね。普段は遠慮したり気を遣ったりする部分があるけど、心を許した相手には割と自分の意見をはっきり言うところが「可愛い」って思うんじゃないすかね・・・って、いま勝手に想像しました(笑)。
横浜:まぁ、確かに普段は別に意見を言わなくてもいいやって思っちゃうタイプかも。
杉野:でもね、いざ心を開くとね・・・。
横浜:うん。意外と思ったことを強く言っちゃう方なのかもしれないね(笑)。
杉野:もし僕が彼女だったら、流星のそういうところは結構嬉しいと思うよ(笑)。
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映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は3月21日(木・祝)より全国公開
(C)「2019 L・DK」製作委員会
取材:渡邊玲子/撮影:小宮駿貴
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