DC映画『シャザム!』福田雄一が吹替監修と演出を担当、杉田智和がナレーション務めた特別映像も

2019年3月20日 0時0分

4月19日（金）公開のDC映画『シャザム!』の日本語吹替監修と演出を、福田雄一監督が担当することが決定し、特別映像が解禁となった。

今回、独自のコメディセンスで映画実写版『銀魂』シリーズやTV「今日から俺は!!」などの大ヒット作を手掛け、ドラマ、映画、CM、舞台と大活躍を見せている福田雄一監督が、本作の吹替監修と演出を担当することが決定。日本語吹替の監修・演出の両方を日本の映画監督が担当するのは、映画史上初の試みとなり、福田監督自身が大のアメコミ好きであることから実現したという。

配給のワーナー・ブラザース映画は、「福田監督自身が大のアメコミファンなのでアメコミ愛を注ぎ込んで、ファンの方々にも楽しんで頂ける作品を作って頂けると確信しました。福田監督からは、声優陣のアイデアを頂き、吹替版“アベンジャーズ”？！的に史上最大級に豪華なキャストを揃えることができました。吹替版をご覧になって『くだらねぇ～』って言って頂くことが最高の褒め言葉かと思っております（笑）」と起用の理由をコメント。

福田監督は「猛烈なアメコミファンで、アメリカンギャグコメディが大好物！なところに！ワーナーさんから、こんなお話頂いたらやらないわけにはいきません！そして、この！弱い者が強く変身して活躍するという王道がたまらない！しかも今回、子供ですからね！子供！その変身の振れ幅がガチ大きいわけです！興行的にも強敵ひしめくゴールデンウィーク！笑って笑って笑った後にがっちり感動できますよ！」とアメコミ愛がこもったコメントを寄せる。史上初の日本語吹替の監修・演出で、どのような声優陣が集結するのか、続報にも注目が集まる。

また、あわせて解禁となったのは声優の杉田智和がナレーションを務める90秒で分かる本作の特別映像。突如スーパーパワーを手に入れたヒーロー・シャザムが悪ガキ仲間のフレディと一緒に悪ノリ全開でスーパーパワーをテストしたり、シャザムの力を狙う宿敵Dr.シヴァナとの大迫力のバトルシーンなど見どころたっぷりな映像がてんこ盛りの内容に。

さらに映像の最後では、突如スーパーヒーローになってしまう少年ビリーを演じたアッシャーが「日本には有名なキャラクターがいるって聞いたよ。“見た目がコドモで中身がオトナ”の・・・」と言うとスーパーヒーローを演じたザッカリーが「『シャザム!』は『名探偵コナン』の逆、だから『逆コナン』ってあだ名がついてるんだ」と、まさかの日本の国民的人気アニメシリーズと本作の設定が似ているとコメントし、本作同様和気あいあいな様子を見せている。