ブラジル代表FWネイマール【写真:Getty Images】

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ストリートサッカーで対戦、相手を転倒させるシーンに非難が殺到

 サッカーワールドカップ(W杯)で批判を浴びたブラジル代表FWネイマールがまた話題を集めている。自身が考案したストリートサッカーの大会でアマチュアと対戦。ボールをロスとしてしまった後に、その相手を転倒させてしまう行動に非難が殺到。海外メディアがこのシーンの動画を公開している。

 ロシアでは“転びすぎ”に批判が集中したネイマール。オフにもまた不本意な形で注目を集めてしまった。ネイマールが考案したストリートサッカー「ネイマールジュニア5」メキシコ大会でのワンシーンだった。

「5×5」でGKを置かずに行われる大会。大会を勝ち抜いたメキシコチームと対戦したネイマールチーム。相手選手と1対1になった場面だ。余裕を持って対峙していたブラジルのエース。華麗な足技で相手を翻弄しようとするが、相手もネイマールの足元を凝視し続け、虎視眈々とボール奪取を狙っている。次の瞬間だ。

 足を伸ばしてきた相手選手にひっかかり、ネイマールはまさかのボールロスト。体を入れ替えられボールを奪われてしまったのだ。慌てたのか、すぐに追いかけボールを奪い返そうとするが、今度は激しいチャージで相手を転倒させてしまった。ファウルを取られ、ネイマールは思わず苦笑いするしかなかった。

ファンからは非難殺到「彼は子供みたいだな」「良くない態度だ」

 もちろんプロとは言え、常に完ぺきではない。ボールを失うシーンはあるだろうが、その後すぐに相手を転倒させてしまうのはいただけない。この一連のプレーを、ハンガリー人のサッカーライター、トマシュ・モーティマー氏が「ネイマール、自身の主催大会で子供相手にボールを取られ報復に相手を押し倒す」とつづりツイッターで動画を公開すると、コメント欄には、ネイマールへの非難が殺到している。

「彼は子供みたいだな」
「良くない態度だ」
「同情してしまう」
「彼のボールを奪うための手段だ」
「過大評価された男」

 海外メディアもSNSで次々とこの動画を引用する形で拡散中だ。ロシアでは自身の転倒を真似た、“ネイマールチャレンジ”が大流行してしまったが、今度は転倒させる側として注目を集めてしまった。(THE ANSWER編集部)