愛知の中小企業が「eスポーツ」の実業団を立ち上げるワケ
三笠製作所は今後、制御盤だけでなく、機械やロボットなどを対象とした制御分野に事業領域を拡大したい考え。ただ現時点ではそれに必要なソフトウエア技術者が不足しているため、eスポーツを通じて人材の確保・育成を図る。
eスポーツチームには大会賞金やスポンサー契約のほか、当面はそうした新規分野の業務による収入をメーンとし、立ち上げ3年での黒字化を目指す。
eスポーツは8月にインドネシアで開かれるアジア競技大会で参考種目となっており、22年に中国で開かれる同大会では正式種目となる予定。また五輪種目への採用も検討されるなど、世界的に盛り上がりをみせている。
同社は一般ゲームの大会に参戦しながら将来は、巨大ロボット同士が遠隔操作により格闘する競技のeスポーツ化もにらんでいるという。eスポーツ化に向けた議論が進んでいるとして、石田社長は「巨大ロボットを動かす技術を習得できればほかの事業にも応用できる」と期待を寄せる。
