石川遼はドライバーに悩む日々が続いている(撮影:佐々木啓)

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<関西オープン 事前情報◇16日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(7,124ヤード・パー72)>
開幕を前日に控えたこの日は、イン9ホールをラウンドした石川遼。しかし、その口から明るい言葉は出てこなかった。「ドライバーが課題になっていますが、まだまだ。その課題をクリアするのが今週の大きな目的です」と、最近抱える問題に悩まされる日々が続いていることをうかがわせた。
【写真】国内ツアー開幕前の石川遼のスイングは?
「もともとティショットで体が開く悪いクセがある」と語った石川は、そのクセについて「シーズン開幕前に少し良くなったが、また試合を重ねるにつれ、問題として出てきた」と吐露。「今いったんすべてをバラして、シーズン前に練習したような形に戻している」と口にし、今大会もその改善を念頭にプレーをしていくことを明かした。
9年ぶりに出場する「関西オープン」の目標も、「その場しのぎではなく、次に繋がるよう、今の取り組みを意識すること。結果ではない」と強気の言葉は出ず。「チャンスホールもあるので、そこで伸ばしたい」というのが精いっぱいだった。 ラウンド後もドライバーの打ち込みを続け、現状で最善の戦いをするための調整を行った。
まだツアー外競技だった2008年大会で、プロ転向後初となる優勝を飾るなど思い入れのある関西オープン。残る時間でどこまで調子を上げられるかに注目が集まる。(文・間宮輝憲)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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