池江璃花子【写真:Getty Images】

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100mバタフライ、リオ五輪銀メダルの同い年オレクシアクを抜く56秒38をマーク

 競泳の日本選手権女子100メートルバタフライで2日連続の日本新記録を叩き出し、3連覇を達成した池江璃花子(ルネサンス亀戸)。今季世界最高の56秒38をマークし、8月のパンパシ水泳(東京)とアジア大会(インドネシア・ジャカルタ)の代表に内定したが、海外メディアは「度肝を抜く泳ぎ」と称賛。カナダの同い年17歳の逸材との今後の争いについて注目している。

池江璃花子がバタフライの日本記録を再更新し、世界ランキングでオレクシアクを抜く」と見出しを打って特集したのは、米水泳専門メディア「スイムスワム」だった。

 記事では、池江の決勝について「度肝を抜く泳ぎ」と称賛。「前日に日本新記録の56秒58で現在、世界NO1のスイマーとしての地位を確立した後、10代選手はその業績をさらに0.2秒縮め、自己新記録で世界トップレベルの56秒38を記録した」と紹介した。

 記録についてはリオデジャネイロ五輪銀メダルのペニー・オレクシアク(カナダ)の56秒46を上回り、世界歴代7位であることも伝えている。次代を担う同い年の17歳、オレクシアクはジュニア時代から競い合ってきた逸材でもある。

 記事では、2人のライバル関係についても注目。「池江とオレクシアクの間で期待のバトルが起ころうとしている。それは2020年東京五輪の池江の地元の観客の前で、まさにヤマ場を迎えるかもしれない」と東京五輪でのハイレベルな戦いに期待している。

 しかし、その前に直接対決となるのが、8月のパンパシ水泳。2年後を見据え、どんな争いが繰り広げられるのか。真夏の決戦は大注目を集めそうだ。(THE ANSWER編集部)