iPhoneやスマホの画面を塗るだけで保護! 曲面画面でもOKのコーティング剤

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iPhoneをはじめ最近のスマートフォンのディスプレイは、大型化により見やすさが飛躍的に向上した。
一方で、問題なのが画面の割れや破損だ。

画面保護と言えば、保護フィルムやガラスシートが定番だ。
こうした保護アイテムを使えば
・画面に異物が当たっても傷を軽減できる
・落下や衝撃での破損を軽減する
などが期待できる。

しかし、保護フィルムやガラスシートを貼るのが苦手という人はかなり多い。
ショップでは保護フィルムを貼るサービスを提供している店舗もあるほどだ。


そんな手間や面倒を解消できる液晶コーティング剤で保護する新製品を、Spigenが発売した。

「GLAS.tR Nano Liquid」を使えば、iPhoneの画面に塗るだけで、画面を保護することができる。
価格は、2,290円(税込)。

■iPhoneの液晶画面をコーティング剤で保護しよう
「GLAS.tR Nano Liquid」は、iPhoneの画面やボディのガラスに塗って傷や汚れから保護するコーティング剤だ。
「塗る」「乾かす」「拭く」だけの簡単プロセスで、気泡やケースの干渉を気にする必要がない。





本製品のテクノロジーとしては、ナノサイズの二酸化ケイ素の粒子がガラス表面の微細な隙間を埋めることによって、撥水・防塵の効果が高まり、汚れやほこりがつきにくくなるというのだ。

iPhoneやiPad、Apple Watchの画面のほか、Androidスマホやタブレットなど、あらゆるガラスや曲面スクリーンに対応しており、見た目の美しさを損なわずに保護することができる。





■iPhoneの画面を保護する3つの方法
●液晶コーティング
iPhoneの画面に塗って保護する方法だ。
iPhone Xのように、画面の端が曲面のスマホでもコーティングすることができる。

液体を画面に塗るタイプなので、画面にまんべんなく均等に塗る必要がある。
さらに液体を塗っている最中に、塵や埃が液体に入り込んでしまうと、それが後々まで残ってしまうので、注意したい。

●保護フィルム(PET)
iPhoneの画面に保護フィルムを貼って保護する方法だ。
初期の頃はシールタイプばかりが、最近は吸着タイプが増えてきた。
吸着タイプは気泡が入りづらく、「気泡ゼロ」をうたった商品も存在する。

貼り付け時には、塵や埃が入り込まないように注意したい。

保護フィルムの種類としては、
・光沢タイプ  光沢があり、透過性が高い
・アンチグレアタイプ(マットタイプ)  表面がザラついており、外光の反射を抑える
・のぞき見防止タイプ  隣の人からのぞかれてみ、画面を見られない
・ブルーライト軽減タイプ  目が疲れやすい青い光を軽減する
・衝撃吸収タイプ  外部からの衝撃を吸収する
・指紋防止タイプ  指紋が付着するのを軽減する
などの種類が存在する。

●保護ガラスフィルム
iPhoneの画面に保護ガラスフィルムを貼って保護する方法だ。
保護フィルム(PET)に比べて強度が高く、強い衝撃から画面を守ってくれる。
フィルム自体がガラスであるため、フィルムが割れてしまうこともある。

液晶保護フィルム(PET)と同じく、貼り付け時には、塵や埃が入り込まないように注意したい。

保護ガラスフィルムでは、表面硬度を表す指標として、「H(数字)」を使っている。
(数字)が大きいほど強度があり、9Hは鉛筆硬度9Hと同じ硬さがあるという意味だ。





ITライフハック 関口哲司