【海外発!Breaking News】9人の子供の両親、原因不明の症状により5人の子を亡くす(北アイルランド)
長男のジョーダン君(11か月)は2001年に、レクシーちゃん(生後9週)とエリーちゃん(6歳)は2011年と2012年に、そしてジェイミー=リーちゃん(13歳)は2014年にそれぞれ同じ症状で死亡している。しかしその原因には医師らも首を捻るばかりだ。ジェイミー=リーちゃんは亡くなる前の半年間、ロンドンにある有名小児病院「グレート・オーモンド・ストリート病院」に入院していた。医師らはジェイミー=リーちゃんの神経から筋肉組織に至るまであらゆる検査を行い病の原因を突き止めようとしたが、遺伝子上は何の問題もなくはっきりとしたことは分からなかったそうだ。
レイシーちゃん(4歳)も、この4人と同じ不可解な症状を持って生まれた。誕生後は病院での生活を強いられたが、生後5か月の頃に退院を許可されて夫妻は大喜びした。しかし自宅に戻ることができたのもわずか2日間で、その後2年間の入院を余儀なくされてしまった。
レイシーちゃんは話すことや歩くこともできず、直接胃へ注入される胃ろう(PEG)で栄養を摂取し、時に酸素吸引もしなければならない生活を送っていた。母のジェイミーさんは「24時間ケアを必要としていたが、それでも順調に行っていた」と話す。しかしそんなレイシーちゃんの容態が急変したのは、今年1月7日のことだった。
自宅で突然呼吸が停止し、すぐにベルファストにあるロイヤル・ヴィクトリア病院の集中治療室(ICU)へ搬送された。その後、人工呼吸器を装着されて9週間入院していたレイシーちゃんだったが、助かる見込みがないと判断されてしまう。人工呼吸器が外された4日後の2月26日、両親とケーン君(10歳)、ザック君(8歳)、オリー君(6歳)とマーク君(2歳)の4人の兄弟に見守られながら、わずか4年の短い生涯を閉じた。
3月2日、レイシーちゃんの葬儀はベルファストのダンドナルドメソジスト教会で行われた。葬儀では、レイシーちゃんが好きだった音楽『Somewhere Over the Rainbow(虹の彼方に)』が流れ、ディズニー・プリンセスの衣装を着せられたレイシーちゃんは小さなピンク色の棺に納められた。本来ならば、子供の埋葬は一つの墓地に4人までという規約があるのだが、市議会の計らいでレイシーちゃんも亡くなった4人のきょうだいたちと一緒の墓地へ埋葬されることになったという。

