三ヶ島かな、父がいないのはやっぱり寂しい?(撮影:上山敬太)

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<日本女子オープンゴルフ選手権競技 3日目◇30日◇我孫子ゴルフ倶楽部(6,706ヤード・パー72)>
2日目の競技も日没サスペンデッドとなり、3日目に第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた「日本女子オープン」。そんな中、29日(金)に18ホールを消化できず、7ホールを本日30日(土)に残していた三ヶ島かなにアクシデントが襲った。
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それはキャディの父・直(すなお)氏が腰を痛め、バッグを担げなくなったことだ。これまでツアー参戦からずっと直氏がキャディを務めており、昨年のファイナルQTで1位に、そして今年の「アースモンダミンカップ」で2位に入り初シード入りを決めるなどずっと二人三脚で歩んできた。その父が傍らにいられなくなってしまったのだ。
加えて三ヶ島は、第1ラウンドで4アンダーとしていたものの、第2ラウンド途中まででノーバーディ・4ボギー・2ダブルボギーとスコアを6つ落としてトータル2オーバーに。予選を通過するには、もう1つも落とせない状況での緊急事態となってしまった。
昨日、直氏は競技中断が決定しクラブハウスを出た後、夕食を食べているときに急に腰に痛みが来たという。「試合中は何とも無かったのですが、帰ってから急に痛みが来て…初日、雨で中断しているときに車の中などで無理な体勢で重い荷物の整理などをしてしまっていたのが原因かもしれない」と語っている。
そこで白羽の矢が立ったのが今大会でアン・ソンジュ(韓国)を担いでいた宮崎晃一キャディ。アンが2日目に腰痛のため棄権したことでスケジュールが空いていた。また、通常であれば選手が欠場すればキャディも帰宅するが、宮崎氏の自宅は我孫子ゴルフ倶楽部まで車で15分ほどの場所。それを知っていた直氏はすぐに連絡、タッグ結成となった。
三ヶ島自身は「いつかは別の人にやってもらおうと思っていたので」と新タッグを歓迎しつつも、「父以外に担いでもらうのは初めてなので、何を話していいのか」という不安もあった。だが、それはすぐに杞憂に終わった。
「すごく和ませてくれて、とてもやりやすかったです。昨日の試合のことだったりを話しましたね。だから難しい状況が続いた中でもパーを続けられたと思います」。ピンチがありつつも、7ホール全てをパーでしのぎ切り、59位タイで薄氷の予選通過となった。
その後に行われた第3ラウンドでも4バーディ・2ボギーの“70”と息の合ったところを見せ、トータルイーブンパーの42位タイに浮上。もう不安はないだろう。
最終日、今日1日の経験を経てさらに力を増した即席コンビがどんなプレーを見せてくれるか注目だ。なお、直氏はホテルへ戻り休養を取ったといい、三ヶ島は父の状態について「大丈夫だと思います」と話している。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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