0-3で敗れたドルトムントとの一戦(写真)から、もう2年半……。ここまでの苦労は、これからのプレーで報われるか。 (C) Getty Images

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 9月19日(現地時間)、ブンデスリーガ2部の第7節が行なわれ、ウニオン・ベルリンはザントハウゼンに0-1で敗れた。

 このアウェーマッチに、内田篤人は右SBとして加入以来初のスタメン、そしてフル出場を果たしている。
 
 彼がブンデスリーガで最後にスタメンに名を連ねたのは、2015年2月28日(シャルケ在籍時)のドルトムント戦。香川真司と対決したこの一戦から、もう2年半が経とうとしている……。なお、日本代表では同年3月31日のウズベキスタン戦が最後である。
 
 前半は主に守備で奮闘し、相手に決定的なプレーを許さなかった内田は、後半になると攻撃参加の回数も増え、71分には長いクロスを前線に入れ、FWポルターのヘディングシュートを引き出した(GKがキャッチ)。
 
 だがその一方で、まだ試合勘が完全に取り戻せていないのか、イージーなパスをミスする場面もあり、今後、プレーの精度を上げていくことが期待される。
 
 試合は55分、ホームのザントハウゼンにパカラダの鮮やかな20メートル超のミドルシュートで先制点を奪われ、このまま逃げ切られた。ウニオンのケラー監督は「ボールポゼッションを高めて反撃を狙ったが、いかんせんミスが多過ぎた。次の試合までに改善しなければならない」と反省していた。
 
 2試合ぶりの敗戦で通算3分け2敗のウニオン。次節は9月25日、ホームにカイザースラウテルンを迎える。内田は2試合連続のスタメン出場を果たせるか!?

【ハイライト動画】内田篤人が加入後初の先発フル出場を果たすも…ウニオンは5試合白星なし|ザントハウゼン1-0ウニオン