マルセロ息子がレアルU-9初陣でハットトリック! 地元紙も「信じられない」と絶賛

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父親譲りの攻撃力を爆発させたヴィエイラ君

 近年、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督をはじめ、欧州サッカーでメーンキャストを張っていた名選手の子どもが下部組織で活躍するシーンが取り上げている。

 スペイン紙「マルカ」によると、そのレアルに所属するブラジル代表DFマルセロの息子も、レアル下部組織のデビュー戦でハットトリックをマークしたのだという。

 動画によると、マルセロの息子エンゾ・ヴィエイラ君。まだあどけない少年ながら父親そっくりのヘアスタイルで、プレークオリティーも父親譲りの超攻撃性を有していた。「ベンジャミンB」と呼ばれるU-9カテゴリーのアラバカ戦に出場したヴィエイラ君は、その試合で後方からのロングボールを巧みなトラップで受けると、快足をかっ飛ばして前線へ。レフティーの父親とは反対の右足で、強烈なシュートをゴールへと突き刺した。

 その後も勢いはとどまらない。相手の不用意な横パスから右足ダイレクトでシュートし、ゴール右隅へとゲット。仕上げは右サイドからのクロスを、相手がクリアしきれないところにポジショニングして押し込み、見事ハットトリックを達成した。

「マルカ」紙も衝撃デビューを手放しで称賛

この活躍ぶりにレアルびいきで知られる同紙も「マルセロの息子がレアルのユースチーム初陣で、信じられないハットトリック!」と大いに賛辞を送っていた。

かつて世界最高のサイドバックとして名を馳せた元イタリア代表DFパオロ・マルディーニも、チェーザレ・マルディーニを父に持つ“サラブレッド”だった。同じ左サイドバックのマルセロも、その遺伝子を愛息に継承しているのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images