大野将平。リオ五輪金メダル獲得の裏では、「GOJIRA」の存在も寄与したとか!?

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24日、フジテレビ「村上信五とスポーツの神様たち」では、「もしかしたらスポーツってみんなが知らないところでどんどん進化している?」と題し、リオデジャネイロ五輪で過去最多となる12個のメダルを獲得した日本柔道の驚くべき進化を紹介した。

まず同番組では、「相手を丸裸にできる!最先端分析システム」として、リオ五輪の半年前に完成したという「GOJIRA」を紹介。システム開発に携わった一人、全日本柔道連盟・科学研究部の石井孝法氏は、同システムを「対戦相手の癖だったり、得意な技。もしくは失点する時間帯など相手の傾向を丸裸にする」と説明した。

10000試合、2000人以上の選手データが蓄積されている「GOJIRA」では、相手選手の戦績やポイントを取った技の種類、時間帯、先制された際の勝率などがわかるほか、技別に映像を観たり、投げる方向や組み手は道着のどこを握っているのかまで確認することができるという。

その他にも、石井氏は「選手達の睡眠時間とか食事、トレーニングをどういう風にしているのか。そういうところも合わせてみて大会の結果になってくるので、多角的に分析するようなことをやっていく」と語り、「GOJIRA」のさらなる進化を予告。このVTRを観ていた、スタジオゲストで柔道経験者のハマカーン・浜谷健司は「僕らの時代なんて相手が強いかどうかなんて、耳が潰れているかどうかくらいしか判断できなかった」と驚きを隠せずにいた。