ハルのメイソン、チェルシー戦の頭蓋骨骨折で…現役引退の可能性も

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 ハルに所属するイングランド代表MFライアン・メイソンに現役引退の可能性があるようだ。23日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 メイソンは今年1月22日に行われたプレミアリーグ第22節のチェルシー戦で、イングランド代表DFガリー・ケーヒルと頭同士が接触してピッチに倒れ込んだ。立ち上がることができずに担架で運ばれた同選手は、頭蓋骨を骨折していることが判明。手術を受けた同選手はそのままロンドン市内の病院に入院していた。しかし、1週間ほどで退院し、自宅に戻ってリハビリに励んでいた。

 現在26歳のメイソンは、今夏トレーニングには復帰していたものの、試合に出場するまでには至っていない。同紙によると、現在2人の医師から診断を受けているが、さらに3人目の医師に診断を受けに行く予定である模様。その結果により、再びプレーできるかの判断をするようだ。

 しかし、ピッチに戻るよりも引退する方が安全に暮らせるとも伝えられており、メイソン自身も「生きていることを幸運に思っている」とコメントし、危険であるならば、現役引退を選ぶ可能性があるという。

 下部組織から所属していたトッテナムに別れを告げ、昨シーズンからハルでプレーしていたメイソン。ピッチに復帰することなく、引退となるのだろうか。