引退…のはずのカッサーノ、現役続行か? セリエBクラブ加入へ

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 元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、セリエBのヴェルトゥス・エンテッラからのオファーを受け入れることになったようだ。イタリアメディア『Sportitalia』が31日に報じた。

 今年1月にサンプドリアとの契約を解消していたカッサーノ。7月10日にヴェローナと契約を結んだが、その8日後には現役引退を表明。一旦は引退を撤回し、現役続行の意思を示したものの、24日に再び現役を退くことを明かし、27日にはクラブから契約解除が発表されていた。

 ところが、カッサーノは現役を引退する意向はないことを主張。カッサーノが希望するリグーリア州を本拠地とするヴェルトゥス・エンテッラと接触しており、オファーを受け入れることとなるようだ。報道によると、契約内容は年俸800万ユーロ(約1億円)で、個人とチームの結果によってボーナスが支払われる。

 引退発言からの即撤回、そして最終的には再び引退を決断した現在35歳の“悪童”は、精神面が非常に不安定になっているとの見方もある。“安住の地”を見つけ、現役続行の運びとなるのだろうか。