クラブOBのピレス氏、新加入ラカゼットに対して「時間が必要」
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クラブ最高額の4650万ポンド(約68億円)で移籍してきたラカゼットは、地元リヨンの下部組織出身で2010年5月にトップデビューを果たした。2016−17シーズンはリーグ・アンで30試合に出場し、28ゴールを記録。リヨン在籍8シーズンでリーグ戦通算203試合に出場し、100ゴールをマークした。フランス代表では、2013年6月にデビューを飾り、これまで通算11試合出場1ゴールを記録している。
「おそらく、彼が適応するまで時間がかかるだろう。周りの人たちがとても大事なんだ」とコメント。続いて「私はリズムやテンポに慣れるまで6〜7カ月ほど苦労した。私にとって、このリーグで激しくプレーするのはとてもタフだったんだ」と加入当時の状況を告白した。
「アーセナルでの私のファーストゲームは、アウェイのサンダーランド戦だった。(アーセン・)ヴェンゲル監督は『ロベール、私は君がプレーしたくて焦っているのはわかる。でも私は、君にベンチから試合を見て戦い方とテンポを学んで欲しい』と言われたよ。それからベンチに座って自問自答したんだ。『ここで何ができる?』ってね。(元フランス代表MFパトリック・)ヴィエラからタックルを受けた時、今までのサッカーとは違うと感じた。だからここでのサッカーはとても、とても難しいんだ。フランス、スペイン、イタリアでプレーしても、ここで同じサッカーは出来ない。適応するのは本当に難しい」とコメント。新加入選手に対してエールを送った。