ステフィン・カリー【写真:Getty Images】

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セレブリティが集うゴルフ大会で、NBAのカリーとNFLのロジャースが“共演”

 セレブリティたちが集まる米ゴルフ大会で「夢のコラボ」が実現した。ゴルフのコース上で、NFL選手が放ったロングパスをNBA選手が長距離を走り抜けてダイビングキャッチ――。華麗な“タッチダウン”は米メディアやNBA公式サイトでも動画付きで報じられ、ファンからは「ナイスキャッチ」「とてもクールだ」と称賛の声が挙がっている。

 2大スターの共演の舞台となったのは、米カリフォルニア州とネバダ州の州境に位置するタホ湖のほとりにあるゴルフ場だった。

 元プロスポーツ選手や俳優、モデルなどセレブリティが集うゴルフ大会「アメリカン・センチュリーチャンピオンシップ」。大音量の音楽に合わせて踊ったり、俳優がバスケットボールのダンクシュートに挑戦するなど様々な催しが行われる中、NBA覇者ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーと、NFLグリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャースが息の合ったプレーを見せた。

 アメフトに挑戦することになったふたり。普段とは異なる競技の慣れないレシーバー役を担ったカリーが、コース脇をバスケットコートのように颯爽とダッシュしていき、目標地点の半分を過ぎたあたりで本職のクォーターバック役を務めたロジャースがスナップの効いたワンハンドパスを供給する。

 すると――。

 ボールはスピードに乗ったカリーの進行方向よりも後ろに飛んでしまったが、カリーは素早く反転して両手で抱え込むようにキャッチ。見事なダイビングで“タッチダウン”を成功させ、カリーが芝生の上で大の字になって喜びを表現すると、ギャラリーからは大きな歓声が送られた。

カリーのプロばりのキャッチにファン感嘆「ステフィンという男は何でもできる」

 プロ選手ばりのキャッチを見せたカリーのプレーを受け、NBA公式サイトは「ステフィン・カリー、ゴルフ場でアーロン・ロジャースのパスからダイビングキャッチを成功」と動画付きで特集。ふたりには所属するリーグのシーズンMVPを2度受賞した共通点があることを紹介しながら、「カリーはワイドレシーバーの役割を果たした」と伝えている。

 また、大会の中継を担当した米テレビ局「NBCスポーツ」も、公式ツイッターで「ロジャースからのパスでステフィンがタッチダウン!!」と投稿。動画付きで紹介すると、ファンからは驚きと称賛の声が相次いだ。

「このステフィンという男は何でもできるな!」

「素晴らしいキャッチ」

「見事だ!!」

「信じられない技術だ」

「これは本当にクールだ!」

 厳しいシーズンを終え、鋭気を養うオフ期間だからこそ実現したNBA選手とNFL選手の夢のコラボ。軽快な動きを見せたス2人は、メインのゴルフでもロジャースが「74」で4位タイ、カリーが「79」で23位タイの好成績で初日を終えている。来たる新シーズンでも素晴らしいプレーを披露してくれるに違いない。