【戸塚啓コラム】U20W杯に向けての準備は万端か。舞台の重要さと国内スケジュールの狭間で
来月開幕のU-20W杯に向けて、U-20日本代表が今月17日と18日にショートキャンプを行う。
韓国を舞台とするU-20W杯のグループステージで、日本はウルグアイ、イタリア、南アフリカと対戦する。ウルグアイは南米王者で、イタリアは欧州予選を2位で通過した。南アフリカは地域予選最下位だが、内山篤監督は「身体能力が高く、粘る強さがある」と分析する。成績上位の3位チームにもノックアウトステージ進出のチャンスはあるが、タフなグループに入ったのは間違いない。
このチームを違う角度から見れば、U-20W杯の先に2020年を視野に入れる年代だ。韓国でできる限り勝ち上がることは、東京五輪への強化と位置づけられる。
そうやって考えていくと、本番まで一か月を切った段階で2日間の活動とは、かなり控え目な印象を受ける。しかも、招集されたメンバーは15人に限られているのだ。11対11で紅白戦もできない。
3月には国内でショートキャンプを行ない、ドイツに遠征した。ここでメンバーの絞り込みが進められただけに、今回は期間も人数もコンパクトにした、ということなのかもしれない。
昨年末に発表された17年の活動予定で、4月は空白になっていた。わずか2日とはいえ、新たにスケジュールを確保したのは評価できる。
日本代表の国内組でも、年代別代表でも、シーズン中のキャンプはハードルが高い。この年代の選手たちも、ほぼ全員がJクラブに在籍している。リーグの合間だけに、スケジュールの隙間を見つけるのは難しいという現実が立ちはだかる。
土曜日にリーグ戦があるとしよう。
木曜日にメンバーを絞り込む紅白戦があり、金曜日はリスタートの確認というのが一般的なスケジュールだ。つまり、代表のキャンプをするとしたら、遅くとも木曜日には所属クラブに選手を戻さなければならない。キャンプをどこでやるとしても、水曜日の夕方には解散するのがベターだ。
ならば月曜、火曜、水曜とみっちりトレーニングができるかと言うと、それもまた別問題である。前週の土曜日にリーグ戦があったクラブは、日曜日にクールダウン(リーグ戦に出ていない選手は練習試合)をして月曜日にオフを取るスケジュールが多い。月曜日から代表のキャンプがあると、選手はオフを取れなくなる。
疲労回復の時間が削られれば、ケガのリスクが高まる。チームをあずかる監督からすれば、選手を出すことにためらいが生じてもおかしくない。カップ戦によってスケジュールが過密になっていたり、ケガ人が続出していたり、といったチーム事情もある。
韓国を舞台とするU-20W杯のグループステージで、日本はウルグアイ、イタリア、南アフリカと対戦する。ウルグアイは南米王者で、イタリアは欧州予選を2位で通過した。南アフリカは地域予選最下位だが、内山篤監督は「身体能力が高く、粘る強さがある」と分析する。成績上位の3位チームにもノックアウトステージ進出のチャンスはあるが、タフなグループに入ったのは間違いない。
そうやって考えていくと、本番まで一か月を切った段階で2日間の活動とは、かなり控え目な印象を受ける。しかも、招集されたメンバーは15人に限られているのだ。11対11で紅白戦もできない。
3月には国内でショートキャンプを行ない、ドイツに遠征した。ここでメンバーの絞り込みが進められただけに、今回は期間も人数もコンパクトにした、ということなのかもしれない。
昨年末に発表された17年の活動予定で、4月は空白になっていた。わずか2日とはいえ、新たにスケジュールを確保したのは評価できる。
日本代表の国内組でも、年代別代表でも、シーズン中のキャンプはハードルが高い。この年代の選手たちも、ほぼ全員がJクラブに在籍している。リーグの合間だけに、スケジュールの隙間を見つけるのは難しいという現実が立ちはだかる。
土曜日にリーグ戦があるとしよう。
木曜日にメンバーを絞り込む紅白戦があり、金曜日はリスタートの確認というのが一般的なスケジュールだ。つまり、代表のキャンプをするとしたら、遅くとも木曜日には所属クラブに選手を戻さなければならない。キャンプをどこでやるとしても、水曜日の夕方には解散するのがベターだ。
ならば月曜、火曜、水曜とみっちりトレーニングができるかと言うと、それもまた別問題である。前週の土曜日にリーグ戦があったクラブは、日曜日にクールダウン(リーグ戦に出ていない選手は練習試合)をして月曜日にオフを取るスケジュールが多い。月曜日から代表のキャンプがあると、選手はオフを取れなくなる。
疲労回復の時間が削られれば、ケガのリスクが高まる。チームをあずかる監督からすれば、選手を出すことにためらいが生じてもおかしくない。カップ戦によってスケジュールが過密になっていたり、ケガ人が続出していたり、といったチーム事情もある。
