中村は身体を張って守備でも貢献した。写真:徳原隆元

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[J1リーグ5節]磐田3-1清水/4月1日/エコパ
 
 J1リーグ5節の磐田対清水の”静岡ダービー”が4月1日、エコパスタジアムで行なわれ、磐田が快勝した。
 
 立ち上がりの6分に中村俊輔のFKから森下俊のヘッドで先制した磐田は、37分にエリア内でセカンドボールを拾ったムサエフが追加点。さらに48分、川又堅碁のラストパスを受けた川辺駿が3点目を奪い、試合の行方を決めた。ムサエフはウズベキスタン人としてJリーグ初ゴール。Jリーグの歴史にその名を刻んだ。
 
 一方の清水は、左SB松原后のが果敢にオーバーラップを仕掛け、途中出場の村田和哉もドリブル突破で圧力をかけるも、なかなかゴールが奪えない。終了間際の90+4分に鄭大世が鮮やかなオーバーヘッドを沈めたが、反撃はこの1点に止まった。
 
 結局、試合は3-1で終了。磐田が決定機をきっちりとモノにして、清水を退けた。磐田はこれで開幕5試合を2勝1分2敗。清水は2勝3敗で黒星が先行している。