『ANTIPORNO』 ©2016 日活

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園子温監督によるロマンポルノ作品映画『ANTIPORNO』の予告編が公開された。

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予告編では、冨手麻妙演じるカリスマ小説家の京子と、筒井真理子演じるマネージャーの典子の応酬が虚実入り混じった世界の中で映し出されている。「おまえは売女か!」と罵る京子に対して、「先生のような売女になりたいです」と話す典子の姿や、京子が典子にはめた首輪のリードを引く様子、典子を鞭で打つシーン、典子が「このど新人が!」と叫んで京子の頬を叩く場面などが確認できる。

1月28日から東京・新宿武蔵野館で公開される『ANTIPORNO』は、「日活ロマンポルノ」のプロジェクト「ROMAN PORNO REBOOT PROJECT」の一環で制作された作品。小説家兼アーティストとして時代の寵児となり、極彩色の部屋にこもりながら分刻みのスケジュールをこなす主人公・京子の抱えた秘密が、虚構と現実の狭間で暴かれていくというあらすじだ。冨手と筒井は同作で初めて本格的なヌードを披露している。