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まるでチョウチンアンコウのようにアンテナ状の棒を持つ「PowerRay」は、本体に内蔵されたLEDライトや海中を探るソナー(音響探知機)を使って水中を泳ぐ魚をおびき寄せることが可能な潜水ドローンです。本体には4K撮影が可能なカメラを内蔵し、Wi-Fiを使ってスマートフォンにリアルタイムで映像を送ることも可能です。

PowerRay Underwater Robot | Redefine Recreational Fishing

http://powervision.me/en/html/pv/powerray.html

PowerRayは平べったい形状の船体を持つ潜水ドローン。前面には4Kカメラと2基のLEDライトを搭載しています。その姿は、まるでマンボウのようにも見えます。船体中央の円形の部分には、水中の様子を探知するソナー(音響探知機)が収まるようになっています。



船体後部には2基のスクリューを搭載し、最大で4時間の潜航が可能とのこと。



赤色の船体色もラインナップされています。



LEDライトと船体下部に取り付けられたソナーを使い、水中の様子を探りながら魚のいる場所を見つけておびき寄せることが可能になるとのこと。



アンテナ状の部分の先端には、このようにルアーとライン(釣り糸)を取り付けられるようになっています。この状態で魚が餌に食いつくとラインが外れるので、あとは水上のボートから釣り上げればOKというわけです。



実際にPowerRayが動作している様子は以下のYouTubeムービーで見ることが可能です。

PowerRay™ - Change the fishing world - YouTube

男性が手にしているのがPowerRayの本体。大型のラジコンカーぐらいの大きさがあります。



船体は完全防水とのこと。接続されているケーブルには電源用のコネクターのようなものが用いられていますが、記事作成時点では詳細は不明。航行不能時でも船体をつなぎ止めておけるロープの可能性も考えられます。



船体のカメラが捉えた映像は、水上のタブレットなどでリアルタイムに見ることが可能。水深や速度、バッテリー残量などを確認できるほか……



モードを切り替えることで、海底の様子などを確認できるようにもなる模様。あくまでデモ画面のようですが、実際にどれほどの情報が確認できるのかは気になるところです。



また、カメラを使えば、先端に取り付けたハリに魚がかかる瞬間を確認することもできます。



かかったことを確認して、リールを巻き上げれば……



見事に魚を釣り上げられるというわけです。これまでは感覚だけが頼りだった釣りの世界が、視覚でも確認できるようになるというのは大きな進化ですが、実際の釣りファンの反応が気になるところでもあります。



ソナー部分は単体でも動作が可能



水面にソナーを浮かべ、水中の様子だけを探知することもできる様子ですが、海面で揺れるソナーでどれほどの精度が期待できるのかは実機の性能を確認してみたいところ。



操作はスマートフォンやタブレット、スティック式プロポを使ったり、VRゴーグルでカメラアングルを動かしたりが可能。



考えられる用途としては、水中の調査やフィッシングのほか、海洋の遺跡などの調査も可能になるとしています。



「フィッシングの世界を変える」というPowerRayは2017年2月からPowerVision社のウェブサイトで予約受付が開始されますが、記事作成時点では詳細な仕様や価格は未発表です。