自分の子どもがサッカーに興味を持ち、ボールを蹴り始めれば、親は「いずれメッシに…」「将来はクリスティアーノ・ロナウド？」と期待を抱くものだ。

だが、3歳の息子の動画をSNSにアップしたときに、本当にプロサッカークラブのスカウトから連絡が来るとは思わないだろう。その「まさか」が実現した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。


ジョアン・ラドクリフさんは、自宅の庭で4歳の兄ライリーくんとサッカーボールで遊ぶ3歳のジャクソン・ラルくんの動画をフェイスブックに投稿した。すると、シティからコンタクトがあったというのだ。ジョアンさんはこう話している。

「ライリーが所属するメドロック・ジュニアーズのU-6チームの一人が動画をシェアしたら、シティのスカウトから連絡があったのよ。信じられなかったわ。最初はからかわれていると思った」

だが、その連絡は本物だったのだ。ジョアンさんは、ジャクソンくんがシティのアカデミーのトライアルに招待される最年少プレーヤーになると信じている。


「彼らはジャクソンがまだ3歳だと思わなかったみたい。ジャクソンは待ちきれないようよ。毎日がクリスマスみたいな感じ。いつも、あとどれくらい待たなきゃいけないか聞いてくるの」

「ジャクソンはまだサッカーを始めて5カ月。歩けるようになったときからボールを蹴っているけど、本当に関心を持ったのは、ライリーがメドロック・ジュニアーズでプレーを始めたときなの」

「息子がうまいことは分かっていたし、いつかは誰かが見出してくれるかもしれないなんて思っていたけど、これほど小さなときから注目されるとは思わなかったわ」

「息子は2人ともレフティーで、それも良いかもしれないわね。2人ともサッカー選手になりたいと思っているわ」

ちなみに、ジョアンさんは生粋のマンチェスター・ユナイテッドサポーターという。だが、シティからの連絡があって、息子たちはすぐにひいきのチームを変えたそうだ。