Photo by rkramer62(※写真はイメージです)

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 6月26日、ジャニーズ事務所のが、東京ドームで『の”ワクワク”学校2016』を開催し、ファンとの交流を行った。このイベントは、メンバーが先生となって授業を行うイベントで今年で6回目となる。今回は「毎日がもっと輝く5つの自由研究」をテーマに、事務所の後輩であるジャニーズWESTのメンバーも助手役として参加するかたちで開催され、超満員のファンを楽しませた。

 いまやジャニーズの稼ぎ頭にまで成長しただが、メンバー個々の活動で大きな格差が生じているという。

■春ドラマで見せた“松潤VS大野”の視聴率対決

 格差の要因は様々囁かれているが、今回は視聴率を元に格差をみていく。まず春期ドラマでは、松本潤(32)と大野智(35)。松本は『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)に、そして大野は『世界一難しい恋』(日本テレビ系)にそれぞれ出演し主演を飾った。

『99.9〜』では松本が初の弁護士役に挑戦し話題を集め、ストーリーのテンポの良さもあり、平均視聴率は17.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区 以下同)を記録。これは今期の民放ドラマのトップで、6月19日に放送された最終回は19.1%を記録している。

 一方で、大野が初のラブコメに挑戦するということで話題を集めた『世界一難しい恋』は、ヒロイン役に『あさが来た』(NHK)で主演をつとめた女優の波瑠(25)を起用するも、平均視聴率は12.8%と『99.9~』に惨敗。決して悪い数字ではないが、のメンバー同士で比べると、その数の差は大きく開いてしまったカタチだ。

「今回の二人の差は、ストーリー展開と、松本が完全に当たり役に巡り合ったという点が大きいでしょう。“キレ者”を演じることを得意とする松本が、メリハリのあるストーリー展開の下で演技をしたらまさに“鬼に金棒”です。大野もコミカルな役どころを演じることには定評があるのですが、ドラマそのもののストーリーが若干、尻切れトンボだったところに、物足りなさを感じた視聴者が多かったのではないでしょうか」(芸能ライター)

 主演をつとめることが増えるであろう両者の視聴率対決にも、注目していきたい。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。