トップ3との差は大きくも…笠りつ子は前を向く(撮影:ALBA)

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<ほけんの窓口レディース 最終日◇15日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,323ヤード ・パー72)>
 韓国出身の同い年3人による熱戦が繰り広げられた「ほけんの窓口レディース」。日本人の最上位はトップとは6打差も離れた4位タイの笠りつ子と、日本勢にとって厳しい結果になった。
日本勢は優勝争いに割って入れず…最終日フォトギャラリー
 首位と2打差でスタートした笠だったが「熊本弁で言えばひちゃかちゃ(めちゃくちゃ)」。ややこしい風の中でティショットが乱れ、2打目を良いライから打つことができず苦しいラウンドとなった。「風をさばくことができなかった。まだまだですね」。
 上位3人には大きく水をあけられた。「韓国勢の3人が上にいることは私としては情けないです。ただ、こうやって強い選手がいるから“もっと上手くなってやろう”という気持ちもある。かなりモチベーションになっています」。韓国の実力者たちとの戦いは、日本勢にとっては避けられないテーマの一つ。もちろん、追いつけ追い越せという気持ちは誰もが思っている。
 「早く上に行きたい気持ちはもちろんあるけど焦らずに。もっと上手くなれる。練習をもっとたくさんします」。優勝争いに日本人が加われなかった悔しさを噛み締めながらも、自分の足元をしっかりと見つめながら歩を進めていく。
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