あなたは平均より稼げてる？ 働く女性の年収ランキング
気になる人のお金事情。ただ、デリケートな問題なので、実際いくら稼いでいるかなどは友だちでも聞けないですよね。そこで今回は女性のみなさんの収入事情について、お話を聞いてみました。
Q.あなたの年収（手取り）を教えてください。
・1位 「200万円以上〜250万円未満」……25.5％
・2位 「250万円以上〜300万円未満」……18.0％
・3位 「300万円以上〜350万円未満」……17.5％
・4位 「200万円未満」……12.5％
・5位 「350万円以上〜400万円未満」……11.5％
※6位以下省略
200万円から350万円程度という女性が、全体で6割近い結果になりました。女性のみなさんは、今の給料は仕事内容に見合っていると思うのでしょうか？ まずは「仕事内容に見合っている、適正だと思う」意見から、詳しく見ていきましょう。
＜見合っている、適正だと思う＞
■200万円〜300万円未満
・「200万円未満。あまりニーズのない仕事だし給料が多少低いのは現場の仕事だから仕方ないのかなとは思います」（27歳／アパレル・繊維／その他）
・「200万円以上250万円未満。サービス残業等はなく定時で帰宅できることが多い。専門的な業務よりも一般事務的な業務が多い」（29歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
・「200万円以上250万円未満。基本暇だから現在の給料でも仕方ないと思っている」（24歳／その他／クリエイティブ職）
・「250万円以上300万円未満。忙しいときは忙しいが、楽なときは楽だから。ただ、昇給と賞与がないのは不満」（28歳／ソフトウェア／事務系専門職）
それほど仕事内容も忙しくないため、現状の収入に満足しているといった方が多いようです。サービス残業がないだけ、ましなのかもしれませんね。
■300万円〜400万円未満
・「300万円以上350万円未満。高くもなく、低くもない。残業も少ないので」（27歳／金融・証券／専門職）
・「300万円以上350万円未満。平均とくらべるともらっているほうだと思うし、暮らしていけている」（28歳／医薬品・化粧品／技術職）
・「350万円以上400万円未満。定時で帰れているし、休みもきちんともらえるので」（27歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）
年収が300万円以上となると、平均よりは収入が高いと自覚している方も多いようです。生活できるレベルであれば、十分ということなのかもしれませんね。
続いて、給料に不満があるという人の意見……
＜仕事内容に比べて給料が安いと思う＞
■200万円〜300万円未満
・「200万円未満。仕事量・責任が重い」（27歳／印刷・紙パルプ／事務系専門職）
・「200万円以上250万円未満。仕事範囲や濃さに比べて給与が低い。オンオフのバランスがとりづらく体力勝負な面がある。やりがいはあるが生活するうえでの給与としては限りなく低い」（29歳／医療・福祉／専門職）
・「200万円以上250万円未満。内容的には忙しい。でも、高卒なのもあって、給料はなかなか上がらない」（24歳／金属・鉄鋼・化学／技術職）
・「250万円以上300万円未満。業務内容や精神的疲労に対しての賃金が安すぎると思う。全域型職員とほぼ同じ内容にもかかわらず、地域型給料が安い」（27歳／金融・証券／専門職）
仕事のやりがいはあるとしても、労働内容と収入が伴っていないと感じる方も少なくありません。生活水準が低くなってしまうので、不満も感じることでしょう。
■300万円〜400万円未満
・「300万円以上350万円未満。残業代が出ない。他院に比べて大きな組織なのに給料は他院より低い」（23歳／医療・福祉／専門職）
・「350万円以上400万円未満。仕事量は増えていくのに給料は入社当時とほぼ変わらない」（29歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）
・「350万円以上400万円未満。夜勤勤務がないと手取りがとても少なくなり、夜勤明けの日が休み扱いだったりし、見合っているとは思えない」（25歳／医療・福祉／専門職）
年収が300万円を超えていたとしても、残業代が支給されていなかったり、過酷すぎる勤務内容に比べると、収入が見合わないと感じる方も多いようです。
アベノミクス始動後、景気の回復とともに、会社の賃金アップなどうれしいニュースが聞こえるようになりました。ただ、そういったアベノミクスの恩恵を受けているのは一部の企業だけなのか、働く女性たちからはあまりそういった声はあまり聞かれませんでした。今後の昇給に期待したいところですね。
（ファナティック）
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数200件（22歳〜29歳の働く女性）
