大物ロックバンド デフ・レパード、新曲PVを音ゲー『Guiter Hero Live』内で公開

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英国の大物ロックバンド デフ・レパード が、最新シングル曲「Dangerous」のプロモーションビデオを音楽ゲーム Guitar Hero Live で公開すると発表しました。もちろん、新曲でゲームプレイもできます。

【ギャラリー】Guitar Hero Live : Video Premiere - Def Leppard "Dangerous" (18枚)

デフ・レパードといえば、1977年から活動する(デビューは1980年)英国のロックバンド。1983年のアルバム『Pyromania(炎のターゲット)』がその年マイケル・ジャクソンの『スリラー』に次ぐヒット作となったのをきっかけに、1987年の『Hysteria』では全米チャートに3年に渡ってランクインし、最高位1位を獲得。1300万枚を売り上げました。それ以後は押しも押されぬ超大物バンドとしてロック界に君臨しています。

そのデフ・レパードが新プロモーションビデオを公開する場に選んだのが、音ゲーのGuitar Hero Live。よりリアル志向になったギターコントローラーに加え、ゲームの背景映像が1人称視点に変わり、より没入感を高めたのが特徴的です。この変更が良かったのか Guitar Hero Live はメディアやプレイヤーの評価も高く、(前作の大コケからの)復活作となっています。



バンドのフロントマン、ジョー・エリオットは新PVのゲーム内での公開について「最近はファンが新しい音楽に触れる方法が大きく変化している。彼らはアナログレコードを愛でたかと思えば YouTube をチェックし、音楽ストリーミングを聴き、そしてゲームで曲に合わせてギターを弾く。インタラクティブな音楽の時代がやって来たんだと思うと感慨深いね」とコメントしています。

ゲーム中の「Def Leppard : On Through The Ages Premium Show」セクションに新PVが含まれます。このセクションでは、バンドの名曲「Let's Go」、「Rock of Ages」をプレイすることも可能。ただし、これら楽曲にたどり着くにはゲーム中でそれなりにレベルアップするか、いくらかの課金が必要とのこと。

ちなみにデフ・レパードは昨年『Def Leppard』に伴うツアーで来日し、日本武道館を含む4公演を快調にこなしたばかり。ところが今年に入ってヴォーカルのジョー・エリオットが咽頭炎にかかり、1月23日のマイアミでのコンサートステージに立てなくなってしまいました。普通のバンドなら、これはショウをキャンセルするかどうかの「Dangerous」な状況です。

しかしさすがは超大物デフ・レパード。急遽 Mr.BIG のエリック・マーティンや タマホームのCMでお馴染み リッチー・コッツェン、 Winger のキップ・ウィンガー、元 Lynch Mob のアンドリュー・フリーマンら、いずれもロック界で名の通ったヴォーカリスト・ミュージシャンを招集し、ヴォーカル不在の危機をスペシャルライブへと変える離れ業をやってのけています。