会場設営が無駄に!? プロ野球ビールかけの裏側
28日放送、テレビ東京「ニュースなハローワーク」では、今月17日に福岡ヤフオクドームでリーグ優勝を決めたソフトバンクによるビールかけの準備に密着した様子を伝えた。
ソフトバンクのビールかけであれば、その会場設営は福岡にある西日本シミズが担当するという。だが今シーズンにおいては15日、16日に行われた京セラドームの試合で優勝する可能性もあったため、その場合に備え現地のイベント会社にも会場設営は委託されていた。
本拠地以外でビールかけを行う場合、宿泊先のホテルの屋上や駐車場で行うことが多いというものの、今回ソフトバンクが利用していたホテルの駐車場は天井が低く、また屋上も周辺にマンションが建ち並ぶため、いずれも使用することはできなかった。
結局ホテル内の宴会場をビールかけ会場としたが、約650畳の広さがある同会場には絨毯が敷き詰められており、ビールをこぼすことは許されないという。そのためイベント会社は1枚6m×20mの特注防水シートを用意し、これを2重に。これだけで費用は150〜200万円となり、シートのつなぎ目からビールが漏れないよう1本1万円以上する防水テープも用意した。
試合当日は午前9時からトラック3台分の荷物を搬入し12名のスタッフで会場の設営を開始。シートを2重で敷き詰めて空気が入らないよう防水テープで丁寧に貼り合わせていった他、選手が滑って転倒しないよう、さらにその上から人工芝を敷く徹底ぶり。壁にも養生を行い午後6時頃に設営が終わった。
だが、肝心の試合はソフトバンクが敗れる結果に。2位の日本ハムも勝ったためマジックは1つも減らず。すると翌日もホテルの駐車場で待機するスタッフ達の祈りもむなしく、ソフトバンクは勝ったものの日本ハムも勝利したため、なんと大阪での優勝が消滅してしまった。
番組カメラに設営スタッフの一人は「撤去のことを考えると使ってないほうが楽ですよね」と話しつつも「やった仕事が無駄なんで寂しい気持ちはある」と本音を語った。
ソフトバンクのビールかけであれば、その会場設営は福岡にある西日本シミズが担当するという。だが今シーズンにおいては15日、16日に行われた京セラドームの試合で優勝する可能性もあったため、その場合に備え現地のイベント会社にも会場設営は委託されていた。
結局ホテル内の宴会場をビールかけ会場としたが、約650畳の広さがある同会場には絨毯が敷き詰められており、ビールをこぼすことは許されないという。そのためイベント会社は1枚6m×20mの特注防水シートを用意し、これを2重に。これだけで費用は150〜200万円となり、シートのつなぎ目からビールが漏れないよう1本1万円以上する防水テープも用意した。
試合当日は午前9時からトラック3台分の荷物を搬入し12名のスタッフで会場の設営を開始。シートを2重で敷き詰めて空気が入らないよう防水テープで丁寧に貼り合わせていった他、選手が滑って転倒しないよう、さらにその上から人工芝を敷く徹底ぶり。壁にも養生を行い午後6時頃に設営が終わった。
だが、肝心の試合はソフトバンクが敗れる結果に。2位の日本ハムも勝ったためマジックは1つも減らず。すると翌日もホテルの駐車場で待機するスタッフ達の祈りもむなしく、ソフトバンクは勝ったものの日本ハムも勝利したため、なんと大阪での優勝が消滅してしまった。
番組カメラに設営スタッフの一人は「撤去のことを考えると使ってないほうが楽ですよね」と話しつつも「やった仕事が無駄なんで寂しい気持ちはある」と本音を語った。