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 9月6日にブログで妊娠を発表した、ニューヨークヤンキース・田中将大投手(26)の妻・里田まい(31)。一部報道では、「地元の札幌に戻って出産準備をするのでは」とされていたが、ここにきて、米国出産の可能性が濃厚になってきた。その詳細プランについて、9月15日発売の「女性自身」(光文社)が報じている。

出産費用は全額ヤンキース持ち

 里田が米国出産する第1の理由は、インターナショナルな子に育てたいという思いだ。アメリカで出産すれば、子どもは22歳までに国籍を選択できる。

 そして第2の理由は、出産費用だ。

 田中は球団との契約の際に、

「妻が出産した際にはその費用は球団側が全額負担する」

 という条件を付けている。そのため、一室数百万円するような高額な病院であっても、球団のお金で利用することができるのだ。

 アメリカでは出産となると、2〜3日の入院が基本。ところがセレブともなると、2週間ほど休養に当てながら入院し、その総額は、1,000万円をゆうに超える。里田が希望すれば、こんなセレブ出産もNYヤンキース全額負担で可能となるという。

 田中・里田夫妻に対するヤンキースの優遇は、出産費用だけではない。実はすでに、1,000万円クラスのサービスをいくつも受けている。

 日米間の渡航費用をファーストクラスで年間4往復分、約1,100万円相当。家賃手当として年間1,200万円などだ。球団にとって出産に1,000万円サポートすることは、特別なことではないのだろう。

 また、メジャーリーグでは、妻の出産に立ち会うために「父親リスト」という産休制度まで用意している。チームメイトの妻の出産とは、それほどヤンキースにとっても大切なことなのだ。

 もし里田が日本で出産となれば、子どもの国籍の選択肢はなくなり、マスコミ対応に追われる日々になるだろう。さらに、海外のような豪華なセレブ出産を国内でしたら、批判が出てくる可能性もある。

 出産予定日の2月前後には、田中はキャンプインを控えている。チームのスケジュールを考えても、アメリカでの出産がベストだろう。

 おバカキャラでブレイクを果たした里田だが、田中との結婚で勝ち組ママタレにシフト。出産でも、“勝ち組”となりそうだ。

(文/タナカアツシ)