『夏ノ日、君ノ声』キービジュアル ©「夏ノ日、君ノ声」製作委員会

写真拡大

映画『夏ノ日、君ノ声』が、10月24日から東京・角川シネマ新宿ほかで公開される。

【もっと大きな画像を見る】

同作は17歳の高校生・哲夫と、難病を抱えた少女・舞子のひと夏の物語を描いた作品。耳が聴こえず、話すことができない舞子と哲夫の出会いから別れまでを描く「過去」と、舞子を失った喪失感から立ち直れずにいる14年後の哲夫が、過去と向き合いながら再生していく様を描く「現在」の2つの時間軸が交差するラブストーリーだ。

音声補助装置やメモ帳を使って舞子と交流するうちに、彼女に惹かれていく主人公の哲夫を演じるのは、現在放送中のNHK連続テレビ小説『まれ』で主人公の弟・一徹役を演じている葉山奨之。葉山は同作で映画初主演を果たす。ヒロインの舞子役を、主演を務めたロシア映画『ヤクザガール 二代目は10歳』でルーマニアの『コメディ・クルージュ国際映画祭』最優秀主演女優賞を受賞した荒川ちかが演じる。さらに哲夫の幼馴染で、舞子の恋敵となるユカ役の古畑星夏をはじめ、大口兼悟、菊池麻衣子らがキャストに名を連ねている。

メガホンを取るのは神村友征。主題歌は、N.O.B.U!!!が同作のために書き下ろした楽曲“君ノ風”となる。撮影は全編を通して、静岡・牧之原で行われた。