谷口徹がバーディラッシュで優勝圏内に浮上!(撮影:ALBA)

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<ISPSハンダグローバルカップ 3日目◇27日◇ヴィンテージゴルフ倶楽部(6,774ヤード・パー71)>
 山梨県にあるヴィンテージゴルフ倶楽部で開催されている「ISPSハンダグローバルカップ」。44位からスタートした谷口徹が8バーディ・1ボギーの“64”でラウンド。スコアを7つ伸ばし8アンダーの7位タイに浮上した。
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 「今日は3から4メートルの良いパットが決まって流れを作れた」と谷口。前半のINコースで4つのバーディを奪うと、後半最初の1番でもバーディ。続く2番では「なんかティショットがいつも右に」出て唯一のボギーを叩いたが、4番ですぐに取り返す。さらに上がりの8番、9番と連続バーディで締めて今大会ベストスコアで一気に優勝圏内まで駆け上がった。
 クラブハウスに戻ってくるなり、「僕も手短に頼むよ。世界のトッププレーヤーはみんなそうなんでしょ?」と皮肉っぽくポールターいじりから谷口劇場の幕が開いた。「まぁ僕は不機嫌でもないし、ショットも良かったですけどね(笑)」とビッグスコアにベテランの舌も滑らかだった。
 その後も先々週に加湿器を持ち上げたときに腰を痛めたエピソードを披露するなど独演会は続いた。それでも最後は「3日間やって大分距離やアップダウンにも慣れてきた。明日は回りも良いスコアを出すと思うので、僕も今日みたいなゴルフができれば良いかな」と明日への意気込みで締めた。しかしこれでは終わらない、最後にもう一言。「まぁこの後、(首位の)武藤くんがビッグなことを言ってくれるんじゃないかな」と、武藤へ無茶ぶりで谷口劇場の幕は閉じた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>