スマホ画面をそのまま壁や机に投影できる!タッチ操作もできる画期的スマホ登場
5月28日、パソコンやタブレットの大手メーカーレノボは、スマホに小型のプロジェクターを内蔵したコンセプトモデル『Smart Cast』を発表した。
Smart Castは本体の下に超小型のプロジェクターを内蔵しており、スマホの画面をそのまま壁面などに映し出すことができる面白い製品だ。
実はプロジェクターを内蔵した、似たようなスマホはすでに海外でいくつか製品化されている。またスマホにつなげる手のひらサイズの小型プロジェクターも様々な製品が発売されている。だがレノボが今回発表したこのコンセプトモデルは、それらの製品より一歩進んだスマホの新しい使い方を提供してくれるのだ。
「スマホの画面って小さくて見にくい」「画面の操作がしにくい」などなど、普段スマホを使ううえで不満が多い人も、Smart Castなら快適な操作が期待できる。
Samrt Castは自宅の壁をまるで大画面TVのように使うことができるのだ。
ボタン一つでスマホの画面を本体内蔵のプロジェクター投影へと簡単に切り替えできる。そのためベッドで寝ながら映画を観天井に映し出して観る、なんてこともできる。
スマートフォンにプロジェクターを内蔵したレノボのSmart Cast
だがSmart Castの特徴は、ただ画面表示を壁に映し出せるだけではない。
Smart Castは本体に内蔵のモーションセンサーとプロジェクター機能を組み合わせて利用することができるのだ。
たとえば
スマホを壁に向けた状態で上下左右に振れば、それだけでスマホの操作をすることもできる。
迷路を進むゲームの画面を壁に写しながら、スマホを左右に動かして迷路を進む、といった今までには無かった新体験のゲームをプレイすることもできるわけだ。
壁を使えばTVのような大画面で楽しめる
今まで市販化されたプロジェクター内蔵スマホは、スマホの画面を壁に写すだけの機能しかなかった。
しかしこのSmart Castは投影だけではなく、スマホの操作というプラスアルファの機能を持っているのである。
しかもSmart Castの特徴はこれらだけではない。自立式スタンドを内蔵し、本体を立てると映像を手前側に投影することもできる。実はSmart Castのプロジェクター部分は回転するようになっており、投影先をスマホの下から前側へと切り替え可能なのである。
会社や学校、あるいはカフェで壁や天井にSmart Castのプロジェクターを使って画面を投影するのは周りの人の迷惑を考えると難しい。ましてやソーシャルサービスのタイムラインなど、他人に読まれたくない画面をプロジェクターで投影しようとは思わないだろう。そのためせっかくプロジェクター機能を搭載しても、自宅程度でしか活用できなかった。
しかし、Smart Castは本体を自立できる。そして自分だけが投影画面を見られるようにプロジェクター部分を回転させて、つまり机の上やテーブルの上など、自分の手元に投影できるのだ。
スマホで仕事をする際も便利だ。表計算ファイルを扱う時に、スマホの画面を机上のプロジェクター投影に切りかえれば、細かい数字も楽に見ることができる。今までのプロジェクター内蔵スマホのように壁にしか投影できないモノより大きく進化した製品なのだ。
投影された画面をタッチ操作できる
さらにSmart Castのモーションセンサーは指先の動きも感知できるのである。そのためスマホの画面に触れなくても、机上に投影された画面に触れて以下のようなことができる。
・机の上に投影した画面をあたかもスマホの画面のように操作する。
・机の上の映像を見ながら早送りや停止操作を行う。
・スマホのメニューを呼び出したり、使いたいアプリを起動。
・キーボードを机上に投影しての文字入力。
スマホの画面サイズは年々大型化しているが、普段持ち運ぶには6インチが限界だろう。一方、タブレットでも画面サイズは12インチ程度が限界だ。最近のスマホやタブレットは、無線でTV出力できる製品もあるが、TVが近くに無ければ画面を大きく映し出すことはできない。
Smart Castは壁や机の上を使い、スマホの画面を一瞬で大画面化でき、しかも投影画面に触れて操作もできる。
写真を友人たちと一緒に見たい時も、スマホの画面を見せ合うのではなく壁に投影すれば簡単だ。仕事先でプレゼン資料を投影するといったビジネス用途にも向いている。Smart Castの製品化は未定だが、プライベートだけではなくビジネスや教育用途などへも応用できる可能性を秘めているだけに、ぜひとも商品化してほしい。
山根康宏
Smart Castは本体の下に超小型のプロジェクターを内蔵しており、スマホの画面をそのまま壁面などに映し出すことができる面白い製品だ。
実はプロジェクターを内蔵した、似たようなスマホはすでに海外でいくつか製品化されている。またスマホにつなげる手のひらサイズの小型プロジェクターも様々な製品が発売されている。だがレノボが今回発表したこのコンセプトモデルは、それらの製品より一歩進んだスマホの新しい使い方を提供してくれるのだ。
「スマホの画面って小さくて見にくい」「画面の操作がしにくい」などなど、普段スマホを使ううえで不満が多い人も、Smart Castなら快適な操作が期待できる。
Samrt Castは自宅の壁をまるで大画面TVのように使うことができるのだ。
ボタン一つでスマホの画面を本体内蔵のプロジェクター投影へと簡単に切り替えできる。そのためベッドで寝ながら映画を観天井に映し出して観る、なんてこともできる。
スマートフォンにプロジェクターを内蔵したレノボのSmart Cast
だがSmart Castの特徴は、ただ画面表示を壁に映し出せるだけではない。
Smart Castは本体に内蔵のモーションセンサーとプロジェクター機能を組み合わせて利用することができるのだ。
たとえば
スマホを壁に向けた状態で上下左右に振れば、それだけでスマホの操作をすることもできる。
迷路を進むゲームの画面を壁に写しながら、スマホを左右に動かして迷路を進む、といった今までには無かった新体験のゲームをプレイすることもできるわけだ。
壁を使えばTVのような大画面で楽しめる
今まで市販化されたプロジェクター内蔵スマホは、スマホの画面を壁に写すだけの機能しかなかった。
しかしこのSmart Castは投影だけではなく、スマホの操作というプラスアルファの機能を持っているのである。
しかもSmart Castの特徴はこれらだけではない。自立式スタンドを内蔵し、本体を立てると映像を手前側に投影することもできる。実はSmart Castのプロジェクター部分は回転するようになっており、投影先をスマホの下から前側へと切り替え可能なのである。
会社や学校、あるいはカフェで壁や天井にSmart Castのプロジェクターを使って画面を投影するのは周りの人の迷惑を考えると難しい。ましてやソーシャルサービスのタイムラインなど、他人に読まれたくない画面をプロジェクターで投影しようとは思わないだろう。そのためせっかくプロジェクター機能を搭載しても、自宅程度でしか活用できなかった。
しかし、Smart Castは本体を自立できる。そして自分だけが投影画面を見られるようにプロジェクター部分を回転させて、つまり机の上やテーブルの上など、自分の手元に投影できるのだ。
スマホで仕事をする際も便利だ。表計算ファイルを扱う時に、スマホの画面を机上のプロジェクター投影に切りかえれば、細かい数字も楽に見ることができる。今までのプロジェクター内蔵スマホのように壁にしか投影できないモノより大きく進化した製品なのだ。
投影された画面をタッチ操作できる
さらにSmart Castのモーションセンサーは指先の動きも感知できるのである。そのためスマホの画面に触れなくても、机上に投影された画面に触れて以下のようなことができる。
・机の上に投影した画面をあたかもスマホの画面のように操作する。
・机の上の映像を見ながら早送りや停止操作を行う。
・スマホのメニューを呼び出したり、使いたいアプリを起動。
・キーボードを机上に投影しての文字入力。
スマホの画面サイズは年々大型化しているが、普段持ち運ぶには6インチが限界だろう。一方、タブレットでも画面サイズは12インチ程度が限界だ。最近のスマホやタブレットは、無線でTV出力できる製品もあるが、TVが近くに無ければ画面を大きく映し出すことはできない。
Smart Castは壁や机の上を使い、スマホの画面を一瞬で大画面化でき、しかも投影画面に触れて操作もできる。
写真を友人たちと一緒に見たい時も、スマホの画面を見せ合うのではなく壁に投影すれば簡単だ。仕事先でプレゼン資料を投影するといったビジネス用途にも向いている。Smart Castの製品化は未定だが、プライベートだけではなくビジネスや教育用途などへも応用できる可能性を秘めているだけに、ぜひとも商品化してほしい。
山根康宏