(c)服部貴康

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保健所などに保護、収容された捨て犬、迷子犬の写真展「ただのいぬ。」展が、9月14日から東京都世田谷区の三軒茶屋キャロットタワー内の世田谷文化生活情報センター「生活工房」で開かれる。同25日まで。

 03年度に国内の保健所や動物愛護センターに保護された犬のうち、希望者に譲渡された犬はわずかで、約9割の16万頭が致死処分された。“空前のペットブーム”の裏に潜む捨て犬の運命を記録した、写真家の服部貴康さんと詩人の小山奈々子さんの作品を会場に展示する。

 「せたがやのいぬ。」写真展も同時開催される。また、期間中の23日午後2時から、服部さんと漫画家のしまおまほさんによるトークショーが開かれる予定。

 問い合わせは、世田谷文化生活情報センター「生活工房」(電話:03-5432-1543)まで。
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