「東京電力からは、誰も来ません。電話一本、有りません」。3月20日午後、南相馬市役所で再会した畏友の桜井勝延市長は、問わず語りに教えてくれました。南相馬市は、東京電力関連の原発交付金=原子力発電施設等立地地域特別交付金を1円も受けていない、即ち”飴(あめ)”とは無縁の街です。市内の一部が、東京電力福島第1原子力発電所から30km圏内に位置する南相馬市の住民は今回、「屋内退避」を政府から命じられます。が、驚く