● 日本ハム 2 - 4 楽天 ○

<2回戦・札幌ドーム>

 楽天が開幕2戦目で大久保体制初勝利。打線が序盤に効率良く得点を重ねると、投げても先発のレイが5回1失点とゲームメイク。最後は抑えに抜擢された松井裕樹がしっかりと三人で締め、嬉しいプロ初セーブをマークした。

 楽天は2回、二死一、三塁から、日本ハム先発・武田勝の暴投で先制。さらに続くチャンスで、9番藤田がセンター前へ弾き返し2点目を加えた。3回にも二死走者なしから、4番ペーニャ、5番松井稼の連続長打で加点。続く4回にも、藤田のこの日2打点目となる犠牲フライで4点目を奪った。

 13年シーズン以来、2年ぶりにチームに復帰した先発のレイは、初回から2イニング連続三者凡退と抜群の立ち上がり。4回二死から1点を失ったが、5回1失点の好投で白星を手にした。6回以降は、福山、西宮、青山と繋ぎ、9回はミコライオの離脱で守護神に抜擢された松井裕が、2奪三振を含むパーフェクト救援で締めくくった。

 対する日本ハムは、先発の武田勝が誤算で4回途中ノックアウト。打線も11三振を喫するなど淡泊な攻撃が目立ち、今シーズン初黒星を喫した。