中国メディア・騰訊網は14日、中国のテレビゲーム業界で10月末に「大地震」が発生するかもしれないとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国メディア・騰訊網は14日、中国のテレビゲーム業界で10月末に「大地震」が発生するかもしれないとする記事を掲載した。

 記事は、今年中国国内でテレビゲーム機販売が解禁されたことで国外の大手メーカーが中国に進出し、国内のテレビゲーム業界が新たな変革期を迎えることになるとした。そして、今月末に中国企業の楽昇世紀が新しいゲーム機「1UP」を発表することで、業界に「大地震」が起きるかもしれないと伝えた。

 楽昇世紀について、テレビゲーム機やコンテンツの開発をメインとする若い会社であると紹介する一方で、中華系テレビゲーム開発のリーディングカンパニーである台湾・楽昇科技による成熟した開発チームや技術指導を得られること、モバイルゲームを得意とする国内他社に比べて大画面向けのゲームにかんするノウハウを持っていることなどの優位性を挙げた。

 また、同社が国内の大手ゲームメーカーと多方面にわたる協力を行い、大量のコンテンツを呼び込むことも目標に掲げていると紹介。大型の対戦ゲームから学齢期前の児童向け教育ゲームまで、幅広い年齢層の娯楽ニーズを満たすことができるとした。さらに、デザインや機能に加え、価格面でも絶対的なアドバンテージを持っていると論じた。

 記事は、「1UP」の登場によって国内テレビゲーム業界に「産業革命」がやってくるとし、ユーザーに素晴らしい体験をもたらすとともに、業界の急速な発展をリードすることになるだろうと締めくくった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)